日経xwomanネタです。
小島慶子さんの連載記事。
小島慶子さんのエッセイは、雑誌Storyにも連載されていますが、文章がうまくて内容も面白くて、好きなのです。
「家族をオーストラリアに住まわせて、自分は日本で稼いでたまにオーストラリアに行く」という生活と、それだけ稼げる経済力が凄すぎます
エッセイの内容も結構赤裸々で、共感できることも多いです。
年代も私のちょっと上(アラフィフ)だしね
小島さんは、子どもと離れて暮らしているせいか、子どもに干渉しすぎず、遠くから見守るというスタンスが素敵だなあと思います
(物理的に離れているという理由もあるのでしょうが)
この記事で共感できたフレーズ
よく「子どもを名門大学に入れた親の教育法」や「わが子を全員弁護士にしたママの子育て」なんてのが話題になるが、親の手柄にするのはどうなんだろうと思う。
勉強して試験を受けたのは子ども自身なのだから、話を聞くなら親じゃなくて子どもに聞くのが筋ではないか。
親は自分の子育てメソッドの成果だと思っているかもしれないが、たぶんそのおかげではないだろう。
誰のことを言っているのかは何となく分かりますが
「子どもの長所を自慢したくなる気持ち」は私も分かります。
先日も記事に書きましたが、私は子どもが小さい頃は
「ママであることがアイデンティティ」だったので
「子どもの評価イコール自分の評価」になっていたからです。
自分に自信があったり、自己肯定感とか自己有用感とかが高ければ良いのかもしれませんが
小島さんは美人で仕事も出来るし、自分に自信があるから、こんなふうに理想的に「見守る」ということが出来るのかな
私は自己肯定感も自己有用感も低いので羨ましいです
あとちょっと感動したフレーズ
どれほど愛しても、親は子どもの代わりに生きてやることができない。子どもの人生は手が届かないところにあるのだ。親にできることは、真正親バカになることだ。子どもを信じてたたえるのだ、心の底から。
↑の内容は超納得出来るし、私でも親ばかにはなれますが、
「子どもを信じてたたえる」のが難しい
子どもは何歳になっても心配ということもありますが、
子どもが心配すぎて信じることが出来ていないのだろうなあと思います。
それでも「親は子どもの代わりに生きてやることはできない」ので
子どもが自立して生きていけるように、手や口を出しすぎずに見守れるように
親も子離れしていかないといけないのだろうなあ、と感じました。
寂しいですが