注:スピリッツに掲載されていた「二月の勝者」のちょっとネタバレありです。具体的な合否は書きません。
遂に「二月の勝者」最終回です
遠くに行ってしまった黒木先生。
(まさかそんなに遠くにってくらいの遠さ
)
代わりに来た新しい室長のもと、桜花の新学期が始まっています。
そこにやってくる花恋。
花恋は黒木先生に出された「宿題」を出しにきたとのこと。
この宿題が何かよく分かりませんでしたが、どうやら1巻で黒木先生が言っていたセリフのようです。
そして佐倉先生は花恋を「Starfish」に連れていきます。
そこでStarfishに来る子達の話をショーマに聞いた花恋は
「学習する環境は安心感が無いと整わないこと」
「その安心感を最初から持っている自分は恵まれているということ」
に気が付きます。
黒木先生は花恋に「ノブレス・オブリージュ」の考えを伝えたかったようです。
ステキです
時は過ぎて、、何と6年後桜花の卒業生たちも大学生になりました
長女6年生のときに始まった「二月の勝者」。
当時長女と同級生だった桜花生たちの年齢を、次女も超えてしまった
と思っていたら、あっという間に長女と再び同級生に
相変わらず桜花で働いている佐倉先生。
未だに6年前の卒業生とつながりがあるようです。
順調に大学生になった子もいれば、浪人した子もいる。
それでも皆自分の決めた道を歩き始めている。
そしてこれがこの漫画で一番伝えたかったことかもしれないと思ったのは
子どもが親の思い通りにならなかったとしたら、それは子どもが自立したということ。
子育て大成功です
というセリフです。
確かに、子どもって小さいころはともかく、少し大きくなると親の言うことなんて聞かないし、
中学受験もすごく大変で順調になんて行かないし
中学に入ってからも反抗期もあって可愛くないし
と思い通りにならないけど、それが子どもの成長であり、自立なのかもしれませんね。
で、最後のオチもイマイチよく分からなかったのですが
本当の「二月の勝者」はあの人
という終わり方でした。
この辺、単行本では加筆されそうなので、もう少し分かりやすい内容になっているかな?
色々ツッコミどころも多かったけど、共感できるエピソードも沢山あった「二月の勝者」。
長女受験期から次女受験終了後まで、ずっと桜花生たちの受験生活を応援してきたので、いざ終わっちゃうと寂しいですね
高瀬先生、7年間の連載本当にお疲れ様でした