【過去7年の指名傾向と共通点】
① 完成度,ベースボールIQ,運動能力・身体能力,メイクアップ【※】,速球などを重視して、リスクがある選手の指名は避けている。
※ 性格の良さだけでなく、闘争心,熱意,リーダーシップ,知性,失敗への対処、その他多くの要素を組み合わせた精神力を指す。
② 大学生の場合、強豪校には拘らないが、好成績【※1】をドラフト対象の年だけでなく、その前年も残している。(COVID-19による2020年を除く)
※1 野手ならば、打率3割でBB/Kが良く、投手であれば、先発として防御率2点台で、投球回数を上回る奪三振を記録している。
③ 一昨年から高校生だが、2人ともベースボールに絞っている。フロントは、現時点の完成度を重視すると思うので、アメフトもプレーしている選手の評価は下げていても不思議はない。
④ 1巡目で契約金を浮かせて、2巡目以降の選手に回すことはしていない。
ちなみにマリナーズの指名順位は上から、全体22,29,30,57位・・・となっています。
【ドラフト候補生・短評】
(Rank.1~10)
・Paul Skenes,RHP,LSU
過去10年の大学生投手の中で、ベストとの声もあるが、1巡目で指名された選手達のパフォーマンスがあまり良くないのが気懸かりだ。
・Dylan Crews,OF,LSU
全体1位の最有力候補だが、パイレーツが契約金を節約して他の指名権に回す、またはSkenesに魅力を感じた場合は、この限りではない。
・Wyatt Langford,OF,Florida
自打球の影響で2週間離脱したが、復帰後、1試合2本塁打を放つなどして、活躍し続けた。ドラフトされる年によっては、全体1位も考えられる。
・Walker Jenkins,OF,South Brunswick (NC)
強肩強打の外野手で、素質はオールスターレベルだが、過去に股関節痛,有鉤骨骨折と、怪我が多かったので、プロ入り後は注意したい。
・Max Clark,OF,Franklin (IN)
5ツールプレイヤーの見込みがあり、Instagramのフォロワー数(336,000人以上)も考え合せると、真のスーパースターになる資格は十分だ。
・Rhett Lowder,RHP, Wake Forest
先発3番手級だが、完成度が高く、早期昇格が見込める。球場適正で考えた場合はロッキーズ,投手急募の場合はエンゼルスが合うはずだ。
・Kyle Teel,C, Strawberry Crest (FL)
今季は打撃内容が素晴らしく、捕手以外にも外野の経験があり、二塁,三塁を守れるだけの運動能力も備えているため、起用の幅を求めるチームから人気が出るだろう。
・Noble Meyer,RHP, Jesuit (OR)
エースになりえる要素は備わっているが、1巡目で指名された投手達が怪我や制球難などでうまくいっていないことを踏まえると、リスクが高い。
・Chase Dollander,RHP,Tennessee
開幕前は全体1位候補だったが、今季は球のキレが悪く、パフォーマンスが悪化。去年の状態に戻せるか、各チーム考えることになるだろう。
・Jacob Wilson,SS, Grand Canyon
三振しないことにかけては、この男の右に出る者はおらず、遊撃を担える守備力もあるが、プロ入り後に目を引く数字を残せるかは疑問といえる。
(Rank.11~20)
・Arjun Nimmala,SS, Strawberry Crest (FL)
ヒットツールと空振りの多さが課題だが、17歳と若く、遊撃手で30本塁打を狙えるとなると、1巡目指名する価値は十分あるだろう。
・Colin Houck,SS, Parkview (GA)
アメフトを諦めて、野球だけに集中すれば、打者として飛躍するとの見方があるが、そういう保証はどこにもない。ポジションは、大柄なことから三塁に回る可能性が高いだろう。
・Aidan Miller,3B, Mitchell (FL)
有鉤骨骨折でシーズンの大半を欠場し、年齢も19歳と不利だが、能力,実績共に十分なので、スリップすることはないはずだ。
・Blake Mitchell,C, Sinton (TX)
高校生捕手の1巡目指名はリスクがあるという以外にケチは付けられないが、マリナーズ基準で見ると、Harry Fordの存在や足の遅さから、指名対象外になるだろう。
・Brayden Taylor,3B, Texas Christian
今季はスランプにも陥ったが、選球眼が素晴らしく、三塁守備も努力次第で、平均を上回る可能性があるので、楽しみな選手といえる。
・Matt Shaw,SS, Maryland
大学では遊撃以外に、二塁,三塁,外野を守ったが、肩が弱いので、プロ入り後は攻撃型二塁手として活躍するのがベストだろう。
・Tommy Troy,SS, Stanford
攻撃型二塁手、または中堅手としての活躍が想定されているが、去年まで超積極打法で、四球を選ぶ傾向になかったのが気懸かりだ。
・Jacob Gonzalez,SS, Mississippi
去年の様に、本塁打に執着しないことが大事で、プロでも遊撃を担えるが、更に守備が巧い選手が出た場合、二塁または三塁へ移るだろう。
・Hurston Waldrep,RHP, Florida
大学では先発だったが、速球,スプリッター以外に有効球がなく、制球力にも欠けたので、プロではリリーフになる可能性もあるだろう。
・Yohandy Morales,3B, Miami
長打力はあるが、空振りが多く、スカウトは一塁手または左翼手にコンバートされると見ているので、打撃で結果を残すことが求められるだろう。
(Rank.21~30)
・Enrique Bradfield Jr. ,OF, Vanderbilt
Kenny Loftonに似た選手だが、自らの持ち味がスピードで、それを最大限活用する方法を知っている点が素晴らしい。全体10位までに指名される可能性もあるだろう。
・Chase Davis,OF, Arizona
今季は三振数を減らすなど、去年以上の成績を残したが、木製バットを使用するサマーリーグで結果を残せなかったのが気になる。大外れの可能性も考えたい。
・Bryce Eldridge,1B/RHP, Madison (VA)
野手は1巡目,投手は2巡目の選手で、長打力の評価が高いが、二刀流の育成は時間がかかる点,今季は足首を痛めて、全力でプレー出来なかった点を考えると、指名には勇気がいる。
・Thomas White,LHP, Phillips Academy (MA)
全てが噛み合えば、先発2番手が望めるが、投球フォームが確立されておらず、制球も不安定なので、四球で自滅する可能性がある。
・Brock Wilken,3B, Wake Forest
長打力は折り紙付きだが、確実性に乏しく、一塁へコンバートの可能性もあるため、1巡目での指名は難しいかもしれない。
・Nolan Schanuel,1B/OF, Florida Atlantic
打撃成績,打球速度ともに素晴らしいが、所属リーグ,ポジションで不利なので、指名されるのは1巡目下位からになるだろう。
・Dillon Head,OF, Homewood-Flossmoor (IL)
能力が開花すれば、1番・中堅として活躍が見込めるが、今後はプロの投球に対応すべく、スイングの調整に迫られるかもしれない。
・Charlee Soto,RHP, Reborn Christian (FL)
17歳で豪腕と、魅力溢れるが、過去10年の高校生投手のドラフト史を振り返ると、1巡目上位での指名は難しいだろう。
・Colt Emerson,SS/3B, Glenn (OH)
プロでは、二塁または三塁を守る可能性があるが、高打率で20本塁打を狙えると評価されているので、それは特段問題にはならないだろう。
・Walker Martin,SS, Eaton (CO)
バットスピード,打球速度ともに素晴らしいが、アメフトとの二刀流,球種の見極め,レベルが高い相手との経験不足,ドラフト時に19歳と、不安要素が多すぎるので、指名するならリスク覚悟だ。
(Rank.31~40)
・George Lombard Jr.,SS, Gulliver Prep (FL)
打撃の上限が非常に高く、長打力に期待が持てるが、ポジションの適正を図る必要がある。態度が良くないとの話もあるので注意したい。
・Sammy Stafura,SS, Panas (NY)
所属リーグのレベルに「?」は付くが、プロでも遊撃を担える能力があり、打撃の伸びしろも見込めるので、1巡目指名の可能性は十分だ。
・Kevin McGonigle,SS, Monsignor Bonner (PA)
ピュアヒッターで、ベースボールIQも高いが、ポジションは二塁手が合うので、プロでは打撃で結果を残すことが求められるだろう。
・Ralphy Velazquez,C, Huntington Beach (CA)
打撃の評価は素晴らしいが、守備は一塁手や左翼手へのコンバートが見込まれているので、打棒の発揮が己の価値の証明になるだろう。
・Jake Gelof,3B, Virginia
長打力に定評があるが、空振りが多く、ポジションが一塁手または右翼手に変わるかもしれないので、2巡目以降の指名が妥当だろう。
・Jack Hurley,OF, Virginia Tech
守備,走塁は良いが、打撃は超積極打法で、あらゆる球に反応し、ストライクゾーンの空振りも多いので、プロではアプローチを変えるべきだろう。
・Joe Whitman,LHP, Kent State
大学編入した今年、先発に転向して開花したが、速球<変化球である以上、能力は先発3番手までなので、1巡目での指名は難しいだろう。
・Adrian Santana,SS, Doral Academy (FL)
遊撃の守備は折り紙付きだが、打撃には「?」がつくため、指名順位の行方はスカウトが打力の伸びしろをどこまで見込むかに懸かっている。
・Jonny Farmelo,OF, Westfield (VA)
今後も中堅手を担えるのは間違いなく、スイングを調整すれば、選手として大きく飛躍する可能性があるが、大学進学の意思が強いので、問題は契約金になるだろう。
・Travis Sykora,RHP, Round Rock (TX)
豪腕だが、19歳と年齢で不利な上に、有効な変化球を持てるか「?」の状態なので、大学へ進学して、2年後勝負したほうが良いかもしれない。
(Rank.41~50)
・Blake Wolters,RHP, Mahomet-Seymour (IL)
今季評価が急上昇したが、先発投手になれるだけの能力,骨格は備わっているので、今後はチェンジアップの改善に取り組みたい。
・Cameron Johnson,LHP, IMG Academy (FL)
好素材だが粗削りなので、マイナーの方で長期間育成する必要がある。シーズン終盤に左肘の腱炎で戦線離脱したこと、出身がIMG Academyなのも気になる。
・Cole Schoenwetter,RHP, San Marcos (CA)
J.R. Ritchieに似ているとなると、指名順位は高くなりそうだが、Baseball Americaからは先発4~5番手と始めは評価されるだろう。
・Roch Cholowsky,SS, Hamilton (AZ)
守備的遊撃手で、打撃の伸びしろが鍵となるが、大学へ進学してアメフトをする可能性が残されているので、かなりの契約金が必要になるだろう。
・Cooper Pratt,SS, Magnolia Heights (MS)
コンタクトの質を重視しなくなったことをスカウトは疑問視しているが、打者としての能力が高く、三塁へコンバートしても十分守れるので、上位指名は固いだろう。
・Mitch Jebb,SS, Michigan State
プロでは、レギュラーよりもユーティリティとして活躍する可能性が高いので、指名はどんなに早くても2巡目からになるだろう。
・Cole Carrigg,C/SS/OF, San Diego State
複数ポジションを熟せるだけの運動能力,身体能力の持ち主で、積極打法の割に、球を追いかけることもないが、四球を選ぶ傾向になく、強打も少ないので、市場価値が高いとは思えない。
・Maui Ahuna,SS, Tennessee
守備は素晴らしいが、打撃は三振が多く、不振に陥った時の調整能力にも欠けるので、3巡目辺りで指名して大きな見返りを狙いたい。
・Colton Ledbetter,OF, Mississippi State
@Data_prospects,@mason_mcraeらが強く推していて、実際、打撃成績・打球速度共に素晴らしいが、肩が弱く、走力も平均なので、左翼手が最も合うだろう。
・Alex Clemmey,LHP, Bishop Hendricken (RI)
速球以外に優れた球種がなく、投球フォーム,制球力にも「?」がつくので、高額な契約金を払ってまで合意するのはリスクがある。
(Rank.51~60)
・Paul Wilson,LHP, Lakeridge (OR)
変化球を更に磨きたいが、以前よりも運動能力,投球フォームが改善し、速球は相変わらず良いので、1日目での指名もありえる。
・Nazzan Zanetello,SS, Christian Brothers (MO)
打撃の実績が十分な上に、守備の方も遊撃だけでなく、三塁,中堅を熟せるだけの運動能力があるが、ツールがどこまでプロで通用するかで意見が割れている。
・Tai Peete,SS, Christian Brothers (MO)
去年の夏に、右肘痛でマウンドを降りてから遊撃手となったが、送球に問題がなければ、今後も担えるだろう。打撃に関しては、打席の自制心,選球眼が求められる。
・Brandon Sproat,RHP, Florida
今回で3回目のドラフトだが、大学4年生と不利な状態で、先発適正「?」,制球力「△」,去年よりも成績悪化ときているので、指名順位が悪くても甘んじてプロ入りすべきだろう。
・Kemp Alderman,OF, Mississippi
Draft Combineで株を上げたが、Hunter Renfroeに似た選手なので、三振には目を瞑って、強肩と本塁打に期待する形になるだろう。
・Hunter Owen,LHP, Vanderbilt
変化球を多用する投手で、今季は先発に転向したが、シーズン通して投げることが出来ず、健康に不安が残ったので、1巡目で指名されることはないだろう。
・Brice Matthews,SS, Nebraska
@Data_prospects,@mason_mcraeらが強く推していて、上限が非常に高いが、空振りが多く、引っ張り屋なことや送球の精確さに欠けるなど、短所がたくさんあるので、指名するならリスク覚悟だ。
・Ty Floyd,RHP, Louisiana State
有効な変化球はないが、速球がとにかく素晴らしく、ポストシーズンでフロリダ大を相手に、8回17奪三振を達成したので、チームによっては1巡目指名も検討するかもしれない。
・Cade Kuehler,RHP, Campbell
速球,スライダーの評価が高いが、制球力に欠け、投球フォームにも「?」が付くため、先発よりもリリーフ向きかもしれない。
・Steven Echavarria,RHP, Millburn (NJ)
完成度が高く、全ての持ち球でストライクが取れるが、Michael Moralesに似ていることを踏まえると、先発4~5番手と見たほうが良いだろう。
(Rank.61~70)
・Travis Honeyman,OF, Boston College
積極打法の割に三振が少なく、運動能力も高いが、中堅を守れるか不透明な上に、健康にも不安があるので、指名は2日目からになるだろう。
・Gino Groover,3B, North Carolina State
打棒の発揮が己の価値の証明になる選手で、守備,走塁での貢献はまず期待できないため、プロでは打撃で結果を残すことが求められる。
・Alonzo Tredwell,RHP, UCLA
制球力が良く、今季から先発となったが、腰痛で4月下旬から登板できず、トミー・ジョン手術も経験しているので、健康には不安が残る。
・Myles Naylor,3B, St. Joan of Arc (ON)
長打力があり、遊撃から三塁にポジションを変えれば、よりフィットすると見られている。Josh,Boの兄2人が大リーガーなのは心強い。
・Kendall George,OF, Atascocita (TX)
今ドラフトの有力選手であるEnrique Bradfield Jr.と何度も比較されている。プロでは、スピードを生かした野球に徹するべきだろう。
・Jace Bohrofen,OF, Arkansas
今季は打撃で大きく飛躍したが、ストライクゾーンでの空振りが多いのが問題だ。ポジションは、左翼手または右翼手になるだろう。
・Juaron Watts-Brown,RHP, Oklahoma State
運動能力は高いが、スライダー以外に有効球がなく、先発適正「?」,制球力「△」なので、プロではリリーフに回ったほうが良いかもしれない。
・Eric Bitonti,3B/SS, Aquinas (CA)
まだ17歳と若く、長打力に期待が持てるが、空振りが多いので、プロ入り後は改善が求められる。守備は強肩なことから、三塁手向きだろう。
・Roman Martin,SS, Servite (CA)
守備的遊撃手だが、大学へ進学して、コンタクトスキルが向上すれば、3年後のドラフトで1巡目指名される可能性があるため、プロ入りには契約金が鍵になるだろう。
・Trent Caraway,3B/SS, JSerra (CA)
メイクアップと意欲さで高評価を得ており、三塁へコンバートしても攻守共に問題ないが、19歳と不利なので、指名順位が悪くなってもおかしくない。
(Rank.71~80)
・George Wolkow,OF, JSerra (CA)
将来はスラッガーとしての活躍が望めるが、打撃技術が未熟で、空振りが多く、中堅手にもなれそうにないので、上位指名にはリスクがあるだろう。
・Landen Maroudis,RHP, Calvary Christian (FL)
先発としての活躍が期待されていて、3つの球種が有効球になる可能性があるが、右肘に負担がかかる投げ方なので、故障が心配だ。
・Zane Adams,LHP, Porter (TX)
高校生投手の中で、完成度が高く、伸びしろも見込めるが、年齢が19歳と不利なので、チームによっては指名対象外になるだろう。
・Brandon Winokur,OF, Edison (CA)
将来、複数のツールがプラスになる可能性を秘めるが、安定してそれらを生かすことが課題になりそうだ。ポジションは、三塁,外野に移動しても問題ないだろう。
・Will Gasparino,OF, Harvard-Westlake (CA)
のっぽの割に運動能力に優れ、ベースボールIQも高いので、開花すればオールスター出場も有り得るが、打撃の調整能力に欠け、今季は手を骨折して試合にほぼ出られなかったため、プロ入りの鍵は契約金になるだろう。
・Tanner Witt,RHP, Texas
1巡目に値する能力の持ち主だが、トミー・ジョン手術から復帰後の様子は良くないので、指名順位が悪くてもプロになるか、来年に賭けるかのいずれかになるだろう。
・Antonio Anderson,SS, North Atlanta (GA)
今ドラフトで、Anderson以上のスイッチヒッターはおらず、打席内の自制心も出来ているが、運動能力が足りないため、ポジションが課題になるだろう。現時点では強肩なので、三塁手が有力だ。
・Aidan Smith,OF, Lovejoy (TX)
走攻守揃った外野手になる可能性があるが、7月23日に19歳の誕生日を迎えるので、それまでに契約を結びたい。
・Caden Sorrell,OF, Marcus (TX)
走攻守で貢献できる選手で、父方,母方の祖父が大リーガーと筋も通っているが、空振りが多いので、今後はレベルが高い相手にも結果を出すことが求められる。
・Joey Volchko,RHP, Redwood (CA)
大学進学の意思が強いので、入団は困難を極めるが、今季評価を急上昇させたので、チームによっては多額の契約金を支払うだろう。
(Rank.81~90)
・Mike Boeve,3B, Nebraska-Omaha
走力が低く、守備も良くて平均だが、マネーボールには最適な選手で、長打力の方もまだ伸びしろがあるため、楽しみな選手といえる。
・Mac Horvath,3B/OF, North Carolina
スピード,パワーのコンボは素晴らしいが、2ストライクに追い込まれてからのアプローチや守備に不安があるため、3~4巡目で指名して、大きな見返りを狙いたい。
・Zander Mueth,RHP, Belleville East (IL)
97 mphに達する速球,2,300rpm以上のスライダーと良いものはあるが、チェンジアップや制球力の改善など、課題が多いので、3巡目以降の指名になるだろう。
・Teddy McGraw,RHP, Wake Forest
2,800 rpm以上のスライダーを持つなど、能力は高く評価されているが、2度目のトミー・ジョン手術を行ない、今季登板出来なかったので、指名順位が悪くても入団するか、来年勝負するかのいずれかになるだろう。
・Liam Peterson,RHP, Calvary Christian (FL)
速球が素晴らしい,運動能力が高い,制球力も改善の余地があるとなれば、Walter Fordに似ているため、マリナーズが3~4巡目で狙ってもおかしくない。
・Quinn Mathews,LHP, Stanford
4つの球種と、独特な投球フォームで、高い奪三振率を残したが、能力は先発5番手なので、場合によってはロングリリーフもあるだろう。
・Josh Rivera,SS, Florida
今年22歳と年齢で不利だが、打撃で大きく飛躍し、今後も遊撃を担えるという期待を抱かせたので、2日目の序盤で指名されるかもしれない。
・Grayson Hitt,LHP, Alabama
開幕前は1巡目指名の可能性もあったが、4月下旬にトミー・ジョン手術となったので、順位が悪くなる位なら、大学に留まって来年に賭けたほうが良いだろう。
・Ryan Lasko,OF, Rutgers
外野すべてを守れるだけの走力があり、肩も強いが、木製バットを使用するサマーリーグで結果を残せなかったので、打撃に不安が残る。
・Luke Keaschall,2B, Arizona State
攻撃型二塁手としての活躍がベストだが、仮に駄目でも、スーパーユーティリティが望めるので、チームによっては重宝するだろう。
(Rank.91~100)
・Max Anderson,2B, Nebraska
打棒の発揮が己の価値の証明になる選手で、ポジションを二塁や三塁としても、適正で「?」がつくので、一塁を守るしかないだろう。
・Tanner Hall,RHP, Southern Mississippi
チェンジアップと制球力に特徴のある投手で、複数イニングを投げるリリーフとの見立てだが、大学での成績を見る限り、プロではまず先発として起用されるだろう。
・Jake Brown,LHP, Sulphur (LA)
完成度が高く、伸びしろも十分見込めるが、今季はスカウトの前でアピール出来なかったので、高順位での指名は難しいかもしれない。
・Homer Bush Jr.,OF, Grand Canyon
守備や走塁は良いが、打撃は発展途上で、打席内の自制心に欠け、選球眼も良くないため、2日目からの指名が妥当だろう。
・Cole Foster,SS, Auburn
走攻守それぞれ平均的で、レギュラーの場合は二塁手だが、ユーティリティの道が残されているので、物にならない可能性は低いだろう。
・Levi Wells,RHP, Texas State
去年のCape Cod Leagueで好投したが、能力は先発4番手もしくはリリーフなので、指名は3~4巡目辺りになるだろう。
・Nolan McLean,RHP/OF, Oklahoma State
大学では二刀流として活躍したが、野手よりも投手の方が見込みがあるので、プロでは投手一本に絞ってプレーした方が良いだろう。
・Josh Knoth,RHP, Patchogue-Medford (NY)
3,100 rpm以上のカーブボールを持つが、速球<変化球であること、制球力や先発適正に「?」が付くことを考えると、大学進学を諦めさせるために、契約金を弾むのはリスクが高いだろう。
・Grant Gray,OF, Norco (CA)
中堅を守れるだけの能力はあるが、去年までアメフトを重視していて、野球に専念したのは今年からなので、完成度が「?」になるかもしれない。
・Hunter Hollan,LHP, Arkansas
4つの球種を織り交ぜてストライクを取る左腕だが、有効となる球がなく、能力は先発5番手級なので、指名は3~4巡目になるだろう。
【全体22位予想】
◎ Bryce Eldridge (Rank.23)
過去に、左投,右打の一塁手 Evan White,身体能力抜群の捕手 Harry Fordと、挑戦的な指名をしているので、二刀流育成に挑んでも驚けない。
○ Sammy Stafura (Rank.32)
ヤンキースの噂が根強いが、マリナーズは運動能力,身体能力が高い選手をとにかく好むので、指名しても不思議はない。
▲ Noble Meyer (Rank.8)
マリナーズの5年後を見たとき、エースになりえる投手は欲しいので、もし残っていたら狙いたい。
△ Jonny Farmelo (Rank.39)
本来なら全体29,30位で狙いたいが、23~28位の間で指名されるという情報が出てきて、本当ならば先手を打つ。
△ Colt Emerson (Rank.29)
遊撃手よりも二塁手,三塁手向きなので、過去7年の傾向には合わないが、他に指名したい選手がいなければ行くしかない。
【全体29,30位予想】
◎ Jonny Farmelo (Rank.39)
ここまで残っていれば、指名の価値は十分ある。
○ Tai Peete (Rank.53)
他の高校生野手よりもハイリスクとされるが、運動能力,身体能力が高い選手が大好きなマリナーズにはぴったりだ。
▲ Will Gasparino (Rank.75)
能力開花には時間がかかるが、花開けば、チーム戦力に大きなプラスとなるだろう。
△ Charlee Soto (Rank.28)
全体22位で投手を指名しなかったときに、29位または30位で狙うなら・・・。
△ Mike Boeve (Rank.81)
運動能力,身体能力が足りないので、Emersonと同様、過去7年の傾向に合わないが、マリナーズ打線には間違いなくフィットする。
【まとめ】
今ドラフトは層が厚いとされるが、マリナーズが好む選手は少ないと思うので、狙った選手を指名できるかに注目したい。予想はしたが、大外れにならないことを願う。
【参考】
MLB Pipeline,FanGraphs Baseball,Prospects Live,📈,📊,Kiley McDaniel,Prospects1500,Keith Law,Future Stars Series
【追伸】
今年はマリナーズの指名権が全体100位までに5つあるので、MLB Pipeline上位100選手分を書きましたが、来年はどうなるかわかりません。