【台湾トレッキング】
那覇空港から飛行機で1時間30分。台湾へ。
海外旅行といっても、東京や大阪へ行くより、近いんですね。
しばらくの間、ひたすら沖縄の調査をしていたので、
台湾はずいぶん大きく感じました。
国土も広いし、山も高い。
風水が取り入れられた風景も壮大です。
台北の地図を見たとき、まず初めに氣になったのは、
北門、東門、南門、西門というMRT(台湾の鉄道)の駅の名前。
韓国のソウルを思いだし、風水都市を思い浮かべました。
「台北城、聞いたことない???」
風水都市であれば、必ず、都市の背中にあたる部分に高い山があるはず。
台北市の北門を背中とみて、北側へのラインをたどっていくと、、、
ありました、ありました、高い山々が。
その山々を総称して、陽名山とよばれ、公園になっているようです。
とういうわけで、台湾に到着して、まず向かったのは、陽名山。
ガイドブックをみて、台北から電車とバスを乗り継ぎ、バスの終点の陽名山公園に到着。
ガイドブックにのっている情報はここまで。
陽名山についたはいいですが、初めての台湾、初めての陽名山。
どこにいっていいかわかりません。
同じバスに乗っていた女性に
「陽名山に初めてきました。
どうやって楽しんだらいいかしら?
トレッキングが趣味だから、山歩きをしたいの。」と話しかけました。
すると、「私たちこれから、トレッキングするの。
私たちのトレッキングチームと良かったら一緒に歩かない?」
と誘ってくださり、一緒に歩かせてもらうことにしました。
陽名山のバス停から、さらに山の奥にはいるバスに乗り継ぎ
30分程バスに揺られて、トレッキングコースに入り口につきました。
二子坪というコースに、天から降ってきた巨石といわれる
「反經石」という石があります。
磁石を近づけると北と南が逆になるとのことで、
スマホの磁石を近づけてみると、
本当に、針が真逆になりました。
とんでもないパワーのある場所だなと思っていたら、
やはり、台湾の有名なパワースポットの一つだそうです。
このトレッキングチームは、定年退職した人たちが集まっているそうで、
20名中、日本語を話せる人が3人、英語を話せる人が3人いたので、
台湾語を話せない私でも、なんとかコミュニケーションをとることができました。
山奥のトレッキングコースで、売店もレストランもありませんが、
ランチタイムは、いろんな人が自分のランチを分けてくださり、
もてなして下さいました。
とても暖かい気持ちになり、台湾大好きになりました。
いつも沖縄で歩いている石川岳に比べると、ずいぶんと楽なコースでした。
本格的なトレッキングをする予定もなく、サンダルとワンピースで訪れた陽名山。台湾人の皆様には、「その靴で大丈夫???」と心配されましたが、斎場御嶽や首里城を普段から歩いているので、このスタイルでも大丈夫でした☆
ちなみに、台北城について調べてみると、1884年に完成した清朝最後の風水石城とのこと。初代知府の陳星聚が風水に基づき建設したものであり、その立地は伝統に基づくものだそうです。
そして、北東から南西にかけて緩やかに傾斜する台北城は北に大屯山と七星山を置き、城内の中心線は北極星に向かっているそうです。(Wikipediaより)