【200年後の首里城正殿の修復に利用するイヌマキの育樹】
沖縄より、横川明子です。
首里城公園の主催するイヌマキ育樹祭に参加してきました。
イヌマキは、ここ沖縄ではチャーギと呼ばれ、琉球民家の柱などによく見ることができます。
水とアリに強い理想的な建材で、往時の首里城正殿にも使われていましたが、首里城の復元が始まったとき、必要な木材は、沖縄には一本もなかったそうです。
平成5年に約6000千本植えられた苗木は、今年で23年目を迎えます。まだまだ幼木、若木といったイメージでした。
イヌマキが建材として利用できるようになるまで、苗木から200年かかるそうです。
200年後はさすがに生きていませんから、「来世、合いに来たいですね。」と言いながら、肥料撒きと、植樹札の取り付けのお手伝いをさせていただきました。
私が沖縄で風水を研究しようと決意した背景には、琉球王府の植林事業に感動した経緯があります。
「地球環境問題の解決と、持続可能な社会づくりに貢献する」という私の人生の大きなテーマと、「風水」という学問がつながったのは、王朝時代の三司官である蔡温の山林政策にありました。
蔡温は、役人のトップであり、最高の風水師。琉球王朝の持続可能な発展のために、風水理論を利用し、良い氣を留めるために、植林をしたのです。
今回参加した「首里城復元記念植樹」のサブタイトルは、『先人に学ぶ植樹思想』。
蔡温の想いが、300年の時を超えて受け継がれ、そして、200年後の首里城正殿の修復へとバトンがつながれていきます。
育樹祭に参加したことの何よりの素晴らしさは、こういった歴史的意義の高い活動を、リーダーシップをとって行動している人生の大先輩と、同じ場の氣を共有できるということです。
その大きな背中を見て、少しでも近づき、役に立てる人生を歩みたいと改めて感じた一日でした。
作業の後には、富士屋のぜんざいが配られ、なんと美味しかったことでしょう。キンキンに冷えた、かき氷が、やんばるの山奥まで運ばれてくるとは。。。
イベントの企画をしてくださった首里城公園のスタッフの方々のおもてなしに感激でした。
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