秘境話…晴れてくれてよかった② | まりんぼったの独り言

まりんぼったの独り言

ヨウムのまりん(2000年生まれ)との日々…
笑ったり、怒ったり、ひたすらにぎやかな日常の中で、私(なまちゃん)の日々も流れて行きます。
調子に乗って、俳句、短歌、川柳、小説なども。
秘境に1人暮らしをしている母も93歳になりました。





    日曜日のお昼はなまちゃんの出番。

    時間が限られているから、とにかく
    時間勝負。

   朝食の後、ご飯が残り少ないのを見て、
   お昼に炊き上がるようタイマーセット。

   母やMくんより少しだけ早く帰って、
    先ず卵を茹でる。

   タイマーを使ったのに、途中で止まって
   少々固ゆでになってしまった。

   玉葱、人参、ピーマンを微塵切り。
   ニンニクも使って風味を出そう。

   中華鍋にサラダ油を滴し、ニンニク、
   野菜を炒め、合い挽き肉を炒めたら、
   お湯を加えて、柔らかくなるまで煮る。

   微塵切りだから、すぐ柔らかくなるから、
   カレールーを入れ、ケチャップ、醤油、
    ソースで味を調える。

    そう!
    なまちゃんはドライカレーを作ったのだ。

    手早くサラダも作り、2人を呼びに行く。

    昼間だけど、運転はしないから冷たい
    ビールで喉を潤して、おもむろに
    ドライカレーを並べると、2人とも
     嬉しそうよだれ飛び出すハート

     予想通り、しっかり食べてくれて、
     午後は涼しくなるまで昼寝タイム。

     夕方から、今度は馬鈴薯の耕作に掛かる。

    Mくんはトイレの補修をきちんと済ませ、
    前の畑の草刈りに出掛けた。

   畑は思いの外固く、鍬が使えない。
   仕方がないので、十字と呼ばれる
   ツルハシを動員する。

   生えてきた馬鈴薯に土を寄せて、畝を
   作るのは相当の重労働だ。

   「ここは、私がするからカヤを切った
     物を運搬車に積んでくれるかな?」

     畑の急斜面から、カヤを積むのも半端
     ない作業だが、馬鈴薯の耕作はその比
      ではない。

     いっぱいになったら、母が運搬車を
     動かして馬鈴薯畑まで運んでくれる。

    
     


     力いっぱい働いたから、暗くなる頃には
     何とか馬鈴薯の畑にカヤを撒くことが
     出来た。

    Mくんは、1時間の間に急傾斜の畑を
    綺麗に刈り込んで済ませてくれた。


    



   さあ!
    夜は春巻きを作って、パリパリを食べて
    もらおう。
    今夜も飲むぞ❗️


     ✳️ 続きます


    


     「なまちゃん、おばあちゃん家の労働は
        いつも大変だね」