短歌らしきもの☆62…ふみちゃんとの会話&報告 | まりんぼったの独り言

まりんぼったの独り言

ヨウムのまりん(2000年生まれ)との日々…
笑ったり、怒ったり、ひたすらにぎやかな日常の中で、私(なまちゃん)の日々も流れて行きます。
調子に乗って、俳句、短歌、川柳、小説なども。
秘境に1人暮らしをしている母も92歳になりました。


 



  「 他愛ない笑い話に身をよじり
       共に時間を生きてる君よ」

   雨の中、ふみちゃんを訪ねる。
   車椅子にクッションや、巾広のベルトで
   固定されていたふみちゃんは、新しい
   車椅子にゆったりと座って笑顔だ。

  何台目かで、やっと身体に合う車椅子に
  巡り合えたのだ。

  いつものように身体をほぐしながら、
  近況を語り合う。

  とは言え、口を動かしているのは、
   殆んどなまちゃんだけどね。

   「ふみちゃんごめんね。なまちゃん、
    相当やかましいよね?」

   「……そんなことないよ」

   「なまちゃんが来て帰ると、後で
     耳鳴りがしたりしてない?」

    「……ないない」

    首を振りながら、ふみちゃんはこぼれ
    そうな笑顔だ。

   ふみちゃんの笑いを掴むアンテナは、
   ものすごく精巧で驚くほどである。

   頭の回転のよい人なんだなあ。

   話題は、この頃何ヵ月も会えない
  モゲダン(笑)トリオのメンバーである
   ヘルパーさんのこと。

   以前はちょくちょく会えて、笑いの
   センスを磨く練習も出来ていたのに、
   シフトが変わり全く会えない。

  「ふみちゃん、Fさんの顔を忘れて
    しまいそうだわ。
    Fさんて、歌舞伎役者のようだった
     っけ?
    それとも、お笑い系だった?」

   「……昨日は来られたのにね」

    満面の笑顔で残念がるふみちゃん。

   こんな他愛ない会話で、盛上がる。

   ふみちゃんとの時間は、あたたかくて、
   ゆったりと流れていく。

   施術後、車椅子に移乗するのも、
   スムーズに出来てほっとした。

   車椅子のクッション類が取り除かれた
   ことと、腹筋を鍛えたなまちゃんの
    努力が功を奏したのだ。

   嬉しいひとときは、あっという間に過ぎ
   たけど、帰りのなまちゃんの胸には
  ふみちゃんの笑顔が鮮やかに刻まれ
   ていたのだった。


   ブルー音符むらさき音符ブルー音符むらさき音符ブルー音符むらさき音符ブルー音符むらさき音符ブルー音符むらさき音符ブルー音符むらさき音符


   秘境の母の嘆きに、親身なコメントを
    ありがとうございました。

   今日は農機具会社の方が来て、2時間
   近く不調の原因を調べて、原因を突き
   止めてくださいました。

   本体の故障ではなく、電気の線が土に
   埋もれたり、金属に当たっていたこと
   が原因でした。

   電気柵も通電し、長い間音信不通だった
  地区の猟師さんも見回りに来てくださり、
  母も私も胸を撫でおろしています。

  秘境の暮らしは、思いも掛けないことの
   連続ですが、気持ちを立て直して、
   前向きに進んでいきますね。

   皆さんのコメントにヒントをもらい、
   いっぱい励まされました。

   心から感謝していますニコニコ愛飛び出すハート飛び出すハート


   


  「なまちゃん、ひとまず安心だね💓」