句作その204…餅つき | まりんぼったの独り言

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ヨウムのまりん(2000年生まれ)との日々…
笑ったり、怒ったり、ひたすらにぎやかな日常の中で、私(なまちゃん)の日々も流れて行きます。
調子に乗って、俳句、短歌、川柳、小説なども。
秘境に1人暮らしをしている母も92歳になりました。




 餅つきや去年の香のする餅つき器

 もちつきやこぞのかのするもちつきき

 
 季語……餅つき……冬


 



 夕方、まりんを寝かせてから、餅つきの
 開始です。
 1年に1回しか登場しない古い機種の
 餅つき器を、家人が引っ張り出して
 きました。

 綺麗に掃除して仕舞っておいた筈なのに、
 何となく去年の匂いがするようです。

 家人が念入りに掃除したので、匂いは
 なくなりました。


 2日前に洗って浸した餅米を、蒸し器で
 40分間蒸し上げます。 


 待ち遠しい……照れ

 今年はとても綺麗な餅米だったので、
 出来あがりが楽しみです。


 
 きなどりの餅の熱さや年暮るる

 季語……年暮るる……冬


 毎年大騒ぎするのは、つき上がった餅を
 千切って丸める作業のときですえーん

 つきたてのお餅はとにかく熱い❗❗
 餅とり粉をたっぷり敷いた上に、ドサッ❗

 一刻も早く、適度な大きさに千切って、
 端から丸めていきます。
 悔しいけど、最近は家人の方が丸める
 のが手際がよくなりました。

 そうそう「きなどり」と言うのは、餅を
 千切ることですが、方言なのでしょうね。

 真っ白い丸餅が38個出来ました照れ

 次は恒例の青海苔入りの餅つきです。

 以前は春に採って、灰汁ぬきして冷凍
 しておいたヨモギを入れていたのですが、
 今年は青海苔を入れます。

 塩を利かして、つき上がりをナマコ型に
 のばして、翌日固くなってから、薄く
 切っていきます。

 青海苔の色と香りが楽しくて、大好き❗

 県外で頑張っている次女にも送ります。
 
 今年よく作った「パン屋さんのフワフワ
 ドーナツ」も、明日作って入れなくちゃ❗




 青海苔の餅片栗にまみれけり

 季語……餅……冬

 まんまですねてへぺろ

 今年も後3日、餅つきが終わって安堵
 しています。