まりんぼったの独り言

まりんぼったの独り言

ヨウムのまりん(2000年生まれ)との日々…
笑ったり、怒ったり、ひたすらにぎやかな日常の中で、私(なまちゃん)の日々も流れて行きます。
調子に乗って、俳句、短歌、川柳、小説なども。
秘境に1人暮らしをしている母も93歳になりました。



 ※散歩コースのネモフィラ


 日中の気温は23℃
 もう、いつ夏日になってもおか
 しくない

 明日は童話サークルの四月例会

 三月は都合のつかない人や、
 体調を壊した人が多くて寂しい
 人数だった

 その代わり、普段は話せない
 ようなこともゆっくり話せて
 かけがえのない時間でもあった


 明日は、私をサークルに誘って
 くれた友人のYちゃんの送迎を
 するつもりだ

 Yちゃんは先月のサークルの後
 膝関節の手術を受け、3日前に
 退院したばかり

 杖をついて、やっと歩ける状態
 では到底バス停までは無理だ

 五月のサークルは、残念ながら
 私も町内会の用事と重なるので
 欠席を余儀なくされる

 だから、今月は一人でも多く
 集まりたいのだ
 
 頼まれたカットも四苦八苦しな
 がら仕上げた

 イラストがめちゃくちゃ上手い
 Yちゃんには到底敵わないけど、
 下手うまもいいんじゃないかな

 Yちゃんは高校時代本気で漫画
 家を目指していたつわものだ

 童話に合わせたカットをさらさら
 いとも簡単に仕上げることが
 出来る

 メンバーは一人一人が個性的で
 ユニークな経歴の持ち主ばかり

 正直後退りしたくなる時もある
 けど、私には私にしか書けない
 世界があるのだからと開き直っ
 ている

 これから、明日のために簡単な
 おやつを作ろう

 何がいいかな?

 ココナッツビスケットは先月
 作って行ったから、今月は
 やっぱりハオーレハート
 がマッチしそうてへぺろ

 ワクワク爆笑ラブラブ


 明日が早く来ないかな? 
 (小学生か!)

 

「なまちゃん、食べてばかり

いないで、ちゃんと童話を

仕上げてね!」





 
 今朝は結構冷え込み、炬燵の
 スイッチを入れる

 今年はお花見らしいことは出来
 なかったけど、日曜日の午後
 近所の公園に足を伸ばした

 公園には一組のファミリーが
 シートを敷いて楽しそうに
 お花見の最中照れ

 邪魔をしないように別の入口
 から入り、桜の下に陣取る

 



 桜は満開で風が吹くとハラハラ
 散りかけている

 カメラ好きの家人が桜の撮り方
 をあれこれ指図するから、そこ
 は顔を立ててスタンスを決める


 短い時間だったけど、桜に包ま
 れて満足感いっぱい
 (何とも安上がりなお花見)



 翌日は公会堂で会計監査の日

 これが済まないことには、今年
 度の任務を果たしたことになら
 ない

 無事に監査が終わり、後は四月
 末の総会を待つことになる

 昨年春、何もわからないままに
 町内会の会計を引き受け、行事
 ごとに右往左往したことが懐か
 しい

 今はほんの少しだけ自信もついた

 よい経験をさせてもらったことに
 感謝の気持ちが湧いてくる

 2年目はもう少し落ち着いて、
 事をこなせるだろうか



 昨夜はマンションの新メンバー
 による理事会だった

 顔ぶれが3人変わると、雰囲気
 もガラリと変わる

 座る席も自由で発言も自由だ

 男性2人が加わり、業者に
 対する押しも効く

 少し不思議な気持ちに包まれて
 サクサク進む議事を見守る

 いつも2時間以上掛かっていた
 のに、1時間半で終わった

 これは本当にいい兆候だ

 こうして、春の日は新しい
 経験を糧にゆるやかに過ぎて
 いくのだった


 


 「なまちゃんもいよいよ2年目
 だね❗️」



 ※Suちゃん家の八重咲き椿


 Mくんが母の忘れ物を取りに
 行った日

 働きもののMくんが何もしない
 で、その時間まで待っている訳
 がない


 「今日は旧い水源まで行って、水
 を起こして来るよ」
 スーパーに母のバッグがあった
 ことを知らせてくれた時の言葉

 「ありがたいけど、道は悪いし
 くれぐれも気をつけてね」

 秘境の水は昨年の夏から最悪の
 状況のまま現在に至る


 山を1km近く登ったところに
 ある水源は、昔から清らかな
 水を提供してくれていたが、
 長い間訪れないでいたため
 ストローの先から出るくらい
 勢いがなくなってしまった

 それでは生活水には足りない
 ので、谷川の第2水源からも
 水を送って来た

 この水は豊かな量は約束して
 くれるが黒土を一緒に運ぶため、
 飲料水には適さない

 そこで、昨年の夏から旧い水源
 の水はペットボトルに溜めて、
 飲料水や料理に使って来た


 この作業も足の悪い母には、
 どれほど負担だったことか真顔

 そこで、秘境スーパーマンの
 Mくん登場!

 「第1水源の水復帰!」
 お昼前にMくんから届いた
 動画には綺麗に掃除された
 タンクに、跳ぶように入って
 いる水が写っている爆笑キラキラキラキラ

 その後、Mくんは谷川の第2
 水源の水もタンクを掃除して、
 更にたくさん来るようにした
 そうだ

 この水はいざという時、畑の
 灌水に役立つから止めてしまう
 訳にはいかない

 
 夜になって、母と電話で話す

 いつもならデイサービスから
 帰ったら、疲れて寝てしまう
 母がMくんと畑に出て暗く
 なるまで働いたと言う

 「綺麗な水が来るようにしてく
 れたし、畑の要らない野菜の
 屑を全部片付けてくれたんだよ」

 弾むような声は、声だけでも
 若返ったようだ

 これからも秘境スーパーマンの
 Mくんは、あれもこれも気がつい
 たことをどんどん片付けていく 
 んだろうな爆笑

 願わくはハイペースになり過ぎ
 ないように、母のペース配分も
 しながら頑張って欲しいものだ

 昨日は雨だったから、2人は
 少しのんびり出来たはずだ

 今日の青空を見ながら、母と
 Mくんが助け合いながら働い
 ている姿を想像し、自然に
 笑いがこみ上げるのだったニコニコ飛び出すハート


 

「なまちゃん、ボクの顔も

写してよ!」






 ※木の芽が開き、秘境は緑一色
  に変わっていきます


 昨夜、9時半前、秘境の母から
 電話が掛かる

 9時過ぎて掛けて来ることは
 珍しい
 何か訊きたいことでもあるの
 かな?

 「もしもし」
 「お疲れ様」
 この声は弟のMくんだ

 「何かあったん?」
 「今日はお母さんと病院から
 買い物に回って帰って来たん
 だけど、大変なことがあって」

 聞くと、病院、ドラッグストア、
 ホームセンター、GS、スーパー
 と7軒も回って無事に帰ったのは
 よかったのだが、もうぼつぼつ
 寝ようかという頃になって母の
 バッグが見当たらないと言うのだ

 「携帯を鳴らしても音がしないし、
 車の中も全部探しても見つから
 ないんだよ」

 動転した母は家中必死で探して
 いるけど見つからない

 思い当たるのは最後から2番目
 に寄ったスーパー(24時間営業)
 だけど、事務所は閉じているから
 誰も出ないそうだ


 明日はデイサービスに行くのを
 楽しみにしていたが、母はそれ
 どころではないようだ

 Mくんもあちこち回る時、母の
 足元ばかり気にしてバッグの
 ことは眼中になかったと話し、
 とにかく明日スーパーに電話
 するように話して電話を切った


 今朝7時、今度は母から電話が
 入る
 ものすごく落ち込んだ声で
 「私はどうしようもないことを
 してしまったよ。 今日はデイに
 行くのは止めた方がいいかな?」

 昨夜も殆んど眠れなかったようだ

 「お母さん、デイサービスは行
 った方がいいよ。 お母さんが
 怪我をしたとかではないんだ
 から、くよくよしないで参加
 してね。 また、連絡してくれ
 ると思うよ」

 とびっきり明るい声で、そんな
 ことは大したことではないと
 告げると、一転母の声は明るく
 なった

 「まあ、ありがとうねえ。それ
 じゃあ行って来ようかね」

 バッグには財布も携帯も薬も
 全て入っている
 多分、通帳も入っているはずだ

 考えれば大変なことではある
 けど、それは何とでもなること
 だから、先ずは母の重い心を
 軽くしてあげなくては……


  そして、9時過ぎMくんからの
 電話

 「さっき、スーパーに電話したら
 バッグは預かっていますって。
 お母さんにはすぐ連絡して、
 3時頃デイサービスに迎えに
 行って一緒に受け取りに行くよ」

 ああ〜、よかった!!
 親切な人が届けてくださったのだ

 もっと早く母が紛失に気付いて
 いたら、すぐに連絡がついたの
 だけど、こればかりは仕方ない

 夜になって実家に電話したら
 Mくんが出て
 「デイサービスから帰って二人で
 暗くなるまで働いたから、今
 夕飯を食べてるよ」

 もう9時前なのに、遅くまで
 働いたんだなあ

 母が電話口に出て、本当に嬉し
 そうな声で
 「昨夜から、私は生きた心地が
 しなかったよ。本当に迷惑や
 心配を掛けたねえ。
 でも、今朝○子が掛けてくれた
 言葉が嬉しくて大分元気が出た
 んだよ。 スタッフの人も親切
 で我が事のように励ましてくれ
 たんだよ」

 ひっきりなしに喋る母の明るい
 声に心から安堵した夜だった


 


 「なまちゃん、おばあちゃんの
 忘れ物が見つかって本当に
 よかったね🩷🩷」
 



 〉飛びゆかむ童の頃へ万愚節

 季語……万愚節……春


 「ああ、今日から四月なんだ
 なあ」

 あいにくの雨を見ながら呟き、
 いつものようにまりんに朝の
 呼び掛けをする


 「まりん、おはよう。 今日から
 四月だよ。そうそう今日は
 エイプリルフールだね」 

 そんな習慣があったことさえ
 忘れていた

 子どもの頃はエイプリルフール
 も大切な行事だった


 朝からどんな嘘で親の度肝を
 抜こうかなんて、よからぬことを
 考えていた

 でも、せいぜい
 「お堂のところで子猫を拾った
 よ」
 なんて他愛もない嘘をつき
 一笑に付されて終わるパターン
 だったなぁ…

 ブルー音符むらさき音符ブルー音符むらさき音符ブルー音符むらさき音符ブルー音符むらさき音符ブルー音符むらさき音符ブルー音符むらさき音符


 さて、Mくんは今日から秘境に
 帰る

 昨日で全ての業務を終わらせ、
 今週中には秘境に帰ると言って
 いたが、実際には一刻も早く
 帰りたくなったのだろう

 Mくんには2つのことを頼んだ

 1つは母を病院(整形外科)に
 連れて行くこと

 もう半年近く受診していない
 から、きちんと検査もして
 痛み止めの薬等を出して
 もらいたい

 もう1つは三月に帰郷した時の
 こと

 母は市からもらった地域振興
 券を美容室で使おうと思って
 いたのだが、1時間探しても
 見つからない

 翌日、美容室から帰って更に
 2人で探したがどうしても見当
 たらない

 帰る時間になったので、諦めて
 帰ったのだが、その後母は自力
 で見つけたそうだ

 何のことはない
 いつもの引き出しに入っていた
 のに見えなかったのだ

 その券の使用期限が四月末なの
 で、今月末までには使い切って
 欲しい

 2つのお願いをMくんに送った
 ら快く引き受けてくれた

 ちょうど今頃の時間、秘境では
 Mくんを迎えて母が満面の笑み
 を浮かべていることだろう爆笑

 


 「なまちゃん、今日からは
 おばあちゃん家も賑やかに
 なるね」