小林正観さんの『運命好転十二条』から
第十一条「投げかけること」
投げかけたものが返ってくる。
投げかけないものは返ってこない。
宇宙の大法則に、「投げかけたものが返ってくる。投げかけないものは返ってこない。愛すれば愛される。愛さなければ愛されない」というものがあります。
これは、まじ、宇宙の大法則です
「投げかけたもの」というより
「自分がしたことが自分に返ってくる」
「自分が言ったことが自分に返ってくる」
と 私は言っています。
本の中の例で、中年の女性が正観さんに質問しました。
「女三人姉妹なのですが、姉二人は今入院中の母親が大嫌いで見舞いにも来ません。顔を見るのもいやだ。話をするのもいやだ、と言っています。あまり病状もよくないので、子供が誰も行かないというのはひどいと思い、私が無理していつも見舞いに行っています。でも、見舞いに行く度に、嫌味や皮肉、小言、悪口、不平、不満などを聞かされ、私もうんざりして精神的にまいっています。見舞いに行くのがとても辛くてしょうがないのですが、やはりこれを続けたほうがいいのでしょうか。これから私はどうすればいいのでしょうか。」
正観さんの答えです。
親が三人の娘に対して嫌われるようなことをずっとやってきて、あるいは言ってきたわけですよね。そういうものを投げかけてきたのだから、あなたも行かなくていいと思います。そういう関係を親が自ら作ったのだから、私は無理をしてあなたが行く必要はないと思いますよ。」
その方は、「とても楽になりました。ありがとうございます」と言って、今までに見せたことのないような笑顔で帰ったそうです。
【楽しいことが何も起きないのは、投げかけをしないから】
「毎日が楽しくありません。死んでしまいたのですが、自殺してもかまわないでしょうか」
正観さんは、こんな質問もされることがいくらかあったようです。
強烈な質問だわーっ
その答えとして、
「死ぬのを三年延ばして、騙されたと思ってやってみませんか。三年間の『投げかけ』をやってみたらどうでしょうか」
『投げかけ』というのは、「喜ばれるように生きること」。
この本の第八条「人に喜ばれること」でも紹介しましたが、神は、動物には「自己保存」と「種の保存」の２つを与えました。そして人間にはもう一つ「喜ばれるとうれしい」という３つ目の本能を与えました。
私たち人間は、人に喜ばれるように生きれば生きるほど、自分の中に喜びの感情が湧いてくるのです。
自分がしたことで他人が喜ぶと、自分も嬉しく感じますよね
他人に喜ばれることをしているうちに、数年後には、自分が喜ばれる状況になっているということです
人生つまらん。楽しくない。自殺したい。という人たちは、周りの人に喜ばれることをしてきていない人たちです。
周りの人に喜ばれるように生きている人は、周りの人が自分に喜びを与えられて生きているはずです。
正観さんが、「死にたい」という人たちに「投げかけ」の提案をしてきたところ、誰も自殺した人はおらず、数年後には満面の笑みでとても楽しく幸せな日々になっている という人もいる結果に
私も、これから「死にたい」と思っている人に出会うことがあったら、死ぬのを3年間待ってもらい「投げかけ」を提案していきたいと思います
これを読んでいる方も、そのような人に出会ったり、身近にいたら、「投げかけ」を提案してあげてくださいっ
「投げかけ」は「自分が喜ばれる存在になること」ですが、
世のため、人のため と、自分が必死になって、自分を犠牲にしてまで苦しみながら無理して人助けをする必要もないのです。
自分ができる範囲で、素直に楽しくできることが好ましいです。
【今日からでもできる、数年後には「嬉しい環境」づくり実践】
- 友達にも会社でも、相手に聞こえるように、笑顔で「おはようございます
」 - パートナー、友達、同僚がステキな服を着ていたら「ステキな服ね」
- お店で買い物したら、レジの人に笑顔で「ありがとうございます」
- お店で働いている人は、お客さんに笑顔で「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」
- 一緒に住んでいる親やパートナー、子供に対して、笑顔で「おはよう」
- 「料理作ってくれてありがとう」
- 「片付けてくれてありがとう」
- 「〇〇、大好きだよ」
- 「手伝ってあげるよ」
など、毎日笑顔で人に喜ばれるように接していると、いつの間にか、周りの人たちがあなたに笑顔で接してきますよ
友達も増えていきます。
優しさに包まれたいなら、優しさをたくさん人に与えましょう。
愛されたければ、たくさん周りの人を愛しましょう。
いつも他人に対して、怒ったり、愚痴や不満を言っている人は、
怒られたり、愚痴や不満を言われる人生がこれからも続きます。
チーン
これ、絶対です。