小林正観さんの『運命好転十二条』から
第九条「言葉を愛すること」
「ありがとう」と言えば
「ありがとう」と言いたくなる現象が降ってくる
「和顔」「愛語」
禅宗のお坊さんであった良寛(りょうかん)さんが実践していたことです。
「和顔」和やかな顔
「愛語」口から出てくる言葉を愛する
「自分の口から出てくる言葉は常に人を安らげるものでありたい。
人を力づけるものでありたい。
人を励ますものでありたい。
人を明るい気持ちにさせるものでありたい。
自分の口から出てくる言葉は常に贈り物でありたい。
人を勇気づける贈り物でありたい。」
「自分は貧しい僧侶である。お金も持っていない。物ももっていない。ただ無尽蔵に持っているのは言葉である。その言葉が常に人に対して温かい贈り物でありたい」
良寛さんの口からでる言葉は、常に「贈り物」。
あまりにも素晴らしい考え、素晴らしい人間だったことに感動していますっ
【七つの喜びの言葉「祝福神」】
私たちの口から出てくる言葉には、恨み言、愚痴の言葉というものがあります。
つらい
悲しい
苦しい
つまらない
いやだ
嫌いだ
疲れた
不平・不満
愚痴
泣き言
悪口
文句
正観さんは、特に最後の5つを「五戒の言葉」と名づけました。
反対に「喜びの言葉」
うれしい
楽しい
幸せ
愛している
大好き
ありがとう
ツイてる
これを「祝福神」と名づけました。
なるべく「五戒」を口にせずに、「祝福神」を口にするように生きていくことで、それを聞いている周りの人たちは影響されて、友人でいたいとか、一緒にいたいとか、仕事一緒にしていて心地良いとか、元気になっていくようです。
【同じ言葉をまた言いたくなるように現象がセットされる】
「言葉は現象化する」
多くの人は、「こうなりたい!」「ああなりたい!」このように、口に出して言葉にして言うと、それが実現すると思っている。でも、これは誤解。
「県で売り上げナンバーワンになりたい」
「素敵な人と出会わせてください」
「商売繁盛お願いします」
と言ったところで、神社で願ったところで、そのようにならない。
なぜ?
「言ったとおりの言葉をまた言いたくなるように、言った数と同じだけまた言いたくなるように、宇宙では現象化が始まる」
これはどういうことか。
例えば「素敵な人に出会いたいなぁ」「素敵な人と結婚したい!」といつも言っていると、その言葉をまた言いたくなるように設定されるということだ。
つまり、なかなか素敵な人に出会わない現象が起こる。
要するに、「素敵な人に出会いたいなぁ」ということは、実際に素敵な人に出会えていない事実。欲求。今ないから、これから欲しい。ということ。
どうやら、欲しいと要求する願いは、いつまで経っても、「欲しい、欲しい」と同じことを言い繰り返す現象を作るようです。願いが叶わないということ・・・。
なら、どう言えばいい?
先ほどの例えで言えば、
「私は素敵な人と出会っています!」
「私は素敵な人と一緒にいます!」
ってことかな。
一番効率の良い言葉は、「ありがとう」「ありがとうございます」です。「ありがとう」「ありがとうございます」という言葉を年間一万回言ったとします。そうすると来年「ありがとう」「ありがとうございます」という言葉を、また一万回言いたくなるような現象がセットされ、次々に降ってくるのです。
「うれしい」
「楽しい」
「幸せ」
「愛している」
「大好き」
「ありがとう」
「ツイてる」
という言葉を言い続けると、そういう現象がどんどん起こるってわけですね
これから口に出したい言葉、わかりましたね
読んでくれてうれしい
ありがとうございます