逃げることのほうが怖い
と君は
夢を追い続けてきた
今更ながらSEKAI NO OWARIの『サザンカ』にはまっています。
２０１８平昌オリンピック・パラリンピックのテーマソングです。
フレーズがいいです。
サザンカの花言葉は
「困難に打ち克つ」
「ひたむきさ」
花言葉の由来は、寒さが強まる過酷な季節にもかかわらずに花を咲かせる姿からきているそうです。
冬のオリンピックテーマにぴったりですね。
ここで諦めたら今までの自分がかわいそうだと
君は泣いた
くじけそうなときにこのフレーズは効きます。
いままで生きてきた自分を、肯定する気持ち。
過去の自分を三人称でみることで、これからの自分に力をみなぎらせます。
嬉しいのに涙があふれるのは
君が歩んできた道のりを知っているから
これも過去の自分に対して伝えたいことでしょう。
”君”というのは過去の自分自身。
だから、成果がでて嬉しいはずなのに涙があふれるのです。
努力が報われず 不安になって
珍しく僕に当たったりして
となると、ここでいう”僕”は今現在の自分自身でしょう。
一生懸命努力してきたのに、うまくいかない自分を責める気持ち。
誰でも、一度は経験しているはず。
いつだって物語の主人公は笑われる方だ
人を笑う方じゃないと僕は思うんだよ
笑われる方が主人公？
ハッとしました。
成功している人、トップにたつ人、は笑っているイメージがありますが、ほんとうの主人公は笑われる方なんだ。
思えばオリンピックで優勝した人は泣いています。
過去の自分自身の努力を、誰よりも知っているから。
そして、応援しているわたしたちは笑顔になっています。
笑顔を贈るほうと、笑顔を贈られるほう。
どちらが主人公かといえば、笑顔を贈られるほうです。
いつだって
物語の主人公が立ち上がる限り
物語は続くんだ
これもくじけそうな時、倒れてしまった時に、思い出したいフレーズです。
自分の人生の主人公は自分自身。
それに気づければ、立ち上がるキッカケにになります。
君ならきっと
ラストのこのフレーズは、やっぱり自分自身に向けて言っているのでしょう。
「サザンカ」のPV。
ある兄弟の物語。
出て来る料理がどれも美味しそうです。
映像とテロップだけで泣けます。
ラストのカツ定食。
タイトル『後悔』
自分の心の奥底から出てきた感情は、表現することで誰かに伝わるんですね。
ドアの閉まる音カレンダーの印
部屋から聴こえる君の泣き声
逃げることのほうが怖い
と君は
夢を追い続けてきた
努力が報われず 不安になって
珍しく僕に当たったりして
ここで諦めたら今までの自分がかわいそうだ
と君は泣いた
夢を追う君へ
思い出して
躓いたなら
いつだって物語の主人公は笑われる方だ
人を笑う方じゃない と僕は思うんだよ
誰よりも転んで誰よりも泣いて
誰よりも君は立ち上がってきた
僕は知ってるよ
誰よりも君が一番輝いている瞬間を
夢を追う君へ
思い出して
挫けそうなら
いつだって
物語の主人公が立ち上がる限り
物語は続くんだ
嬉しいのに涙があふれるのは
君が歩んできた道のりを知っているから
夢を追う君へ
思い出して
躓いたなら
いつだって物語の主人公は笑われる方だ
人を笑う方じゃない
君ならきっと
[ サザンカ SEKAI NO OWARI ]