2015年9月18日

仕事から帰ると


「今日はマイロがよく歩いたよ!」


と、両親が嬉しそうに教えてくれました。





元気な時は毎朝、海まで片道2km弱の道程を歩いてました。

 

病気になってからは、庭で排泄をしていたので数歩でした。


海② 

 

海① 海が似合うね☆

それが、海までとは行かなくても500m位歩いたらしいので驚きです。

 

このまま少しずつでも回復してくれないかな…。





ご飯もよく食べ、また外に行きたい素振りをしたので、

 

母と私でマイロの散歩に付き合いました。

 

足取りも軽く弾むように歩き、ウンチもしてました。

 

今日はウンチ3回目だそうでwww





その後も何度か外に行きたがり、その度に誰かが付き合い、

 

マイロと歩く喜びを感じてました。

 

ご近所のワンちゃんに近寄って鼻を合わせて挨拶に行ったり

 

ワンコもご近所付き合いが大変です。







2015年9月19日 


この日は朝からすこぶる体調が悪く、歯茎やベロの色が薄いピンクとゆーか…白っぽく、

 

ひどい貧血になってました。




昨日、散歩でハリキリ過ぎたんかな?

 

疲れちゃったのかな?ってみんなで話してました。

 

耳も冷たくなってたので私の手で温めたり背中をさすったり、

 

母もマイロの手を握ったり。

 

末端にまで血が通ってない感じです。




私は隔週土曜日が休みですが、この日は出勤日だったので

 

いつものようにマイロに挨拶をして仕事に行きました。





12時過ぎに父から携帯に着信があり、


「昨日の夜中から、オシッコのポーズをするのに何も出なくて、

 

病院に連れて行って診てもらったら、血が溜まってしまってて、

 

マイロ的にはオシッコだと思ってたみたいで…。

 

先生もどうしようもないみたいで…

 

 

 

……さっき静かに死んじゃったよ。」






「…そっか……」




2回も余命宣告を受け、ある程度覚悟は出来てましたが

 

辛くて悲しくて寂しいです…。

 

 

 

 

最初に再生不良性貧血と聞いてネットで調べ、絶望的な事しか書いてなく、

 

家族がいない時にマイロに話しかけながらボロボロと大泣きしました。




マイロはキョトンとしてましたが、ペロペロと私の顔や手を舐めて

 

「泣かないで」と、慰めてくれてるようでした。

 

自分の体がしんどい時に、気遣ってくれるマイロの優しさに余計涙が止まりませんでした。





出来る事なら変わってあげたい。

 

マイロが何か悪い事したんですか?

 

何で病気にならなきゃいけないんですか?

 

なんでマイロなんですか?

 

こんなに優しくて、賢くて、みんなに愛されてるのに、

 

何でこんなに早く別れなきゃいけないんですか。

 

まだまだもっともっと一緒にいたかったのに…。






もしかしたら、本当は食べたくなくても歩くのがしんどくても

 

私たちが喜ぶから最後の力を振り絞って

 

期待に応えようとしてくれてたのかも知れない…

 

 

 

 

昨日、あんなに歩いて散歩行って

 

ご近所のワンコに挨拶行ったのは

 

最後のお別れを言いに行ってたのかな…?

 

 



…マイロは、うちの子になって幸せだったのかな…?

 

 

 

 

 

家に帰ってマイロに「ただいま」と挨拶して顔を見てみると、

 

今にも起きてきそうないい顔でした。


苦しまずに最後を迎えられたのなら良かった…。




大切にされてたペットは虹の橋を渡るらしいですが、

 

マイロはビビリで寂しがりでいくつになっても甘えん坊なんで、

 

ちゃんと1人(1匹)で行けるのか心配…。