外部から教えに来てくださった看護師の方が、施設や訪問看護で働いていたときののブラックな思い出話を教えてくれました


  • 施設で働いていた頃、経営者は介護士や看護師の給与を騙して不当に安く払っていた。一人だけ医師が働いていたが、医師は頭がいいので誤魔化せないだろうとやらなかった
  • 患者さんとその家族にも不正をしていた。この家族は騙せなさそうだな、とおもったところはやっていなかった(その教員は経営者のお気に入りで、そうやって不正をしている話を延々と聞かされていたらしい)
  • 介護士の職員を見下していた。あなた達には価値がない!と口癖のように言っていた。たまに会う医師には猫なで声でペコペコする
  • なぜか社長である看護師の老親や飼い猫の世話をさせられる


話を聞いていて「田舎のワンマン(中小)企業みたいだなあ……」と思いました。私はこういう企業を、まとめてビッグモーター的な会社というカテゴリーで認識しています。店舗前の街路樹を除草剤を撒いて枯らす。パワハラをする。倫理観が欠如した会社は残念ながらそれなりに多く存在しています。


地方の訪問看護ステーションや、福祉系施設というのはまさに「田舎のワンマン中小企業」なわけで、ブラックなところがくても不思議ではありません(もちろん、良いところもあると思います)



病棟勤務も大概ブラックだと聞いていますが、病棟をやめて訪問や施設に行っても、ビッグモーター的な、人を騙すことも搾取することもいとわない上司がいる環境で働く可能性がまあまあ高いのだろうな、という悲しさです。

もちろん看護の職場はたくさんありますし、根気よく選んでいけばいつかは良い職場に恵まれるかもしれないと思いますが、先の短いアラフォーにはそういった時間もあまり長くありません。



とはいえ、アラフォー未経験を正社員待遇で採用してくれるのですから、それなりに嫌な事は覚悟しておかなければなりませんし、そういった場所でもうまく生き残れるように、頑張らなければなりません。


この世にはびこるビッグモーターイズムと戦うだけの強さを身に着けたいです。