私の通う看護学校では、1人きりで歩いていたり、パソコンを使っていると「あれ?」と思われるという風潮があるようです。


「この人は友達がいないのかな」と思われたくなければ、トイレ、職員室、図書室、パソコン室などなど、どこかに移動したくても一人では移動できず、必ず誰かに着いてきてもらう必要があります。


先日、パソコン室で一人きりで提出用のレポートを書いていたら、他学年の方からものすごく奇妙な目で見られたので、その事を思い出しました。



思い起こせば、私の時代も高校まではそういう風潮があった気がします。


大学以降、トイレも図書館も事務室もパソコンを使ってレポートを書くのも「一人で勝手に行くもの、やるもの」という雰囲気だったので長らく忘れていました。


私はもうアラフォーですし、一度「トイレには一人で行く」「レポートは一人で図書館のパソコンルームに行って一人で書く」文化を体験してしまったので、トイレまで一緒に行ってくれる人がいなくても、一人でパソコン室でレポートを書いていても、そのことで奇妙な目線を投げかけられても、別に平気です。


かつての高校生までの私を含む、この地域の若者が特殊なのか、あるいは全国的に若者というのはそうなのかはわかりませんが、トイレに一人で行けない雰囲気というのは、やはりかなり特殊な空間なのではないかと思います。

学校のように閉鎖的な職場も体験したこともありますが、トイレは各自で行っていました。



こういった特殊な空間は、どうして生まれるのか。

看護の教育にはどういう影響を与えるのか。



この事を看護研究のテーマにできたら面白そうなのになと思いつつ。そんなことは到底無理ですが、とにかく、今週も頑張ってきます。