いやー、すごい映画を見てしまいましたよ。

 

 

なさん

いかがお過ごしですか。

 

わたしもなんと!

会社が在宅勤務になったので

毎日家に居ます。

 

全く旅行にも行けないので

特に書くことも無い毎日を送っていますが

まぁ映画は見てます。

 

この前、素晴らしい映画を見たので紹介してみます。

 
◆「素晴らしき哉、人生!」
 
1946年米
監督・製作:フランク・キャプラ


ジョージ・ベイリー :ジェームズ・ステュアート
メアリー・ハッチ :ドナ・リード
 
 
ストーリー:★★★★★
演出:★★★★★
意外性:★★★☆

演技度:★★★★★
壮絶なカタルシスで泣ける:★★★★★

 

 
 
 
■雑なあらすじ■
 
1945年のクリスマス、
ジョージ・ベイリー(ジェームズ・ステュアート)
は、ニューヨーク州の
ベッドフォードフォールズという町で
今まさに自殺を図ろうとしていた。

しかし彼を助けたいと多くの人の祈りが
天国まで届き、翼をまだ持っていない
御年293歳二級天使の
クラレンス(ヘンリー・トラヴァース)は、
守護聖人ヨセフ様から翼を得るために
彼を助ける使命を任せられた。

その前に、何故ジョージは多くの人が
祈ってくれるのか。
クラレンスはそれまでのジョージの人生の回想を辿る。

視聴者とクラレンスは、
彼の辛くて苦しい、
でも愛のある素晴らしい半生を見届けるのであった。
 
 
 
●ネタバレあり
 感想と解説●
 
凄い古典映画ですね。
公開は1946年公開。
 
白黒で私は見ました。
 
これはもうタイトル回収が凄まじい映画です。
 
見終わった後、必ず呟きます。
 
「あぁ、素晴らしきかな、人生!」
 
と!
 
なんでか?
 
だって主人公のジョージの
幼少期から物語始まるんですよ?
 
そっから、生涯の伴侶となるメアリーと出会って、
そしてダンスでパーティして、
結婚して、
ジョージは自分の夢をあきらめて
お父さんの会社を守るために引き継ぐ。
※ここめっちゃつらい。
 そして、それでも支えてくれる
 メアリーにも泣ける。
 
そして子供も生まれ幸せな家庭……
 
とはならず
 
世の中トンデモネェ大不況に!
ジョージの会社もピンチに。
 
従業員はとんでもないことするし、
会社は潰れそうだし、
家族にもそのイライラをぶつけてしまうし、
 
八方ふさがりになったジョージは
人生が嫌になります。
 
そこへ、天使のクラレンスが現れて
「もしジョージがいなかったら、世界はどうなっていたのか?」
パラレルワールドを見せてくれるんですね。
 
ここがもう、上手い!
 
自分って何のために存在しているんだろう。とは
人が誰しも思う事。
 
しかし、自分がこの世界に居たからこそ
何かしら救われている人もいる。
 
その小さなピースが歯車の様にかみ合って、
少しづつ積み重なって
今の世界が存在しているという示唆
 
この映画の良さはきっと、色々人生経験を
積んでいる大人にこそ分かると思います。
 
人生、良い事ばかりじゃない。
諦めなきゃいけない事もあるし、
もし違う選択をしていたらどうなっていたのか?
誰しも思う事です。
 
でも正解なんて誰も分からないんですよ。
 
だって、私たちは
一度しかない人生を生きているんだから。
 
強くてニューゲームで、二周目の人生を生きるなんてできない。
セーブポイントから再開して、違う選択肢の方へ進むなんてできない。
 
だから、どっちの道が良かった、悪かった、なんて
そんな議論は無意味。
 
ただ自分が心から思う事、
正しい事を貫いた先に、
素晴らしい人生があるのだと、
そう思いました。
 
しかしこういう風に
幼少期からずーっと主人公の半生を辿ると、
視聴者はとんでもなく主人公に
感情移入しちゃうんですよ。
 
だから、ラスト
蛍の光(英名は違うけど)が流れた時点で
ボロ泣き。(´;ω;`)
 
もう涙止まんない。
 
あぁ、ジョージ……。
 
という感じ。
 
わたしが今まで見てきた映画の中で、
過去最大の
カタルシスを感じました。
 
また見た時期も良かったのかも。
 
色々と将来を考える事も多い
ご時世、お年頃ですから。
 
取り敢えずいえるのは、
今を精いっぱい生きようと思った
 
ただそれを強く思いました。
 
 
 
◆素晴らしい演出
 
 
・ジェームズ・ステュアートと ドナ・リード
 二人の演技が素晴らしい。
 若い頃から親になった姿まで演じる二人の容姿と演技に脱帽。
 
・序盤から終始、ジョージの半生を見続けるので
 少しボーッと見る時間が続くのですが
 それがラストの巨大なカタルシスに繋がっているのです。
 
・もし私が小説家になったら、
 好きな映画は何ですか?
 と聞かれたら間違いなくこれを言う。
 それぐらい起承転結、カタルシス、ストーリー
 すべてが素晴らしい。
 
 
と、
 
いうわけで
暗いことが続く世の中ですが、
今日も生きていることに感謝して
 
明日もこれからも、
自分の天命が尽きるその日まで、
頑張りたいと思います。
 
皆さんも
また生きて、
コロナ明けに会いましょう。
 
Bye!!!

 

 

 

 

 

 

 

 そういや、FF7リメイク発売されましたね。

わざわざ、渋谷で写真だけ撮りにいきましたよ。

今しか見れませんでしたから!

続編も楽しみ!