ヨルダン大学でガールズトーク! | marimo's blog

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青年海外協力隊で、作業療法士としてヨルダンに派遣されています!

文化も習慣も全く違うこのイスラム社会で、
山あり谷あり奮闘しながら、2年間の活動を綴ります!

今日は語学学校の後に、女子4人で向かいのヨルダン大学に遊びに行ってきました。キャンパスはとても広く、開放的です。男女で2人一緒に歩くなんて、キャンパス外では婚前にはいけないことという認識があるのですが、このキャンパスでは2人で一緒に歩いている姿もよく見かけます。青春ですね。

もうだんだん慣れてきたのですが、私たちが歩いていると四方八方からの視線を浴びます。
このキャンパス内でアジア人が4人もいると珍しいのでしょう。

スィーニー(中国人)!、コリアーン!、你好(ニーハオ)、、等
すれ違い様に言われるのです。なんか変な感じですよね。

そんな声をかけるヨルダン人の男性はひやかしであることが多いので相手にしないのですが、女の子であれば安心できるので、今日はキャンパス内のヨルダン人学生さん達4人と喋ってみました。
勿論、日本語なんて全く通じないので、アラビア語と英語の混じり混じりの会話です。
それでも女の子達はとってもおしゃべり好きで、ラマダーン中でおなかが空いているはずなのに、なかなか帰ろうともせず付き合ってくれました。
アラビア語を教えようとしてくれたり、一緒に写真を撮ったり、競争したり、じゃんけんをしたり、宗教について話したり。

今までドミにひきこもってばかりいましたが、こうやって外に出た方がきっと早く語学を習得できるんだろうな、と実感した一日でした。

因みに、宗教について彼女たちからこう質問されました。

「あなたの宗教は何?イスラム教?」

この質問に対して無宗教と答えると過激派を連想させてしまい、危険である(テロリストと勘違いされる可能性を含む)ことを講義で習っていたため、

「父はキリスト教、母は仏教」

と適当に答えると、すかさず

「それで、あなたは結局どちらの宗教に決めたの?」

と聞かれました。
長くなりそうなので、

「まだ決めていない。」

と答えてその場をしのぎましたが、この宗教についての質問や会話は2年間逃れられないと思います。
仏教について、喋れるようにならねば‥。