「世界遺産 縄文」展のポスターです。

少しづつ寒くなり秋が近づいていますね。先日、京都文化博物館で行われている「世界遺産 縄文」展を見に行って来ました。京都へは淀屋橋から京阪線で烏丸御池駅まで特急にのり1時間少々で到着しました。速いですね。

駅からは歩いて5分程で博物館に着きます。久しぶりの京都で10年位行ってなかったと思います。やはり落ち着いたいい雰囲気でした。ですが博物館の中にさっそく入って行きます。目的は土偶を見るためで楽しみです。

尖頭器(せんとうき)です。

今回の「縄文」展は世界遺産となった北海道・北東北の縄文遺跡群の展示でした。関西ではなかなか見れない出土品ばかりなので凄く楽しみにしていました。第一章は北の縄文時代の始まりという展示でした。

主に石を使った道具の紹介です。ナイフ型石器や石斧、尖頭器等です。何千年も前の道具が遺されているのは凄いことですね。

掘立柱建物の木柱です。

此方は第三章の円筒土器文化と大規模ムラで展示されていた青森県青森市にある三内丸山遺跡で出土された木柱です。

木柱はクリ材で4000年以上も前の木材です。よく腐らず遺されていましたね。竪穴式建物に使用されていました。石斧で加工されたそうで柱の最下部の部分です。状態がよく驚きました。

三内丸山遺跡のパネルです。

青森県の青森市にある三内丸山遺跡は1000年以上も集落として続いていたのですね。さすが期間が長くて範囲も広いですので土器の出土数も日本で一番多いそうです。1度行って見たいですね。

装飾突起を持つ台付深鉢形土器です。

此方は第4章にの十腰内文化とストーンサークルで展示されていた土器です。大きな突起が3つついた見事な土器です。土器としては火焔式土器が有名ですがこちらも見事な装飾です。力強さを感じる土器ですね。

秋田県の大湯環状列石という遺跡から出土されました。祭司等に使われていたのでしょうか。

漆塗り浅形土器です。

此方は第5章の亀ケ岡文化と漆で展示されていた鉢です。土器の両面全体に黒色の漆が塗られています。私は紅いのが漆だと思っていたので恥ずかしいです。そして内面は円弧を組み合わせた形をしています。今でも充分通用するデザインで驚きですね。

手代森遺跡の遮光器土偶です。

ここからは特別展示の「東北の遮光器土偶」です。実物が5つ展示され複製品が2つありました。実物の写真の紹介です。此方は岩手県の手代森遺跡で出土された遮光器土偶です。現在は岩手県立博物館で所蔵されています。

5つを比べたところ此方が一番大きく感じましたが大きさはどうでしょうか。縄文展のチラシのメインに掲載されているのもこちらの土偶です。身体のバランスのとれた貴重な土偶ですね。

藤株遺跡の遮光器土偶です。

此方は秋田県の藤株遺跡から出土された遮光器土偶です。両脚はありませんが首元は太く斜め上を向いていて凛々しいですね。東北大学大学院文芸研究科所蔵です。

星宮遺跡の遮光器土偶です。

此方は秋田県の星宮遺跡から出土された遮光器土偶です。片脚はありませんが頭が大きくかわいい印象です。作られた当時は赤い顔料が施されていたそうです。

豊岡遺跡の遮光器土偶です。

4体目の遮光器土偶は岩手県の豊岡遺跡から出土された遮光器土偶です。こちらは少し子供のような体型の土偶でかわいいですね。岩手県立博物館で所蔵されています。

八日町遺跡の遮光器土偶です。

最後の5体目の遮光器土偶は青森県の八日町遺跡から出土されたものです。こちらは頭部を上から覗くと空洞が見えます。腕の曲がりが直角なのが特徴的ですね。青森県立郷土館に所蔵されています。

上から覗いたところです。

土偶を上から見て中が空洞なのがよく分かります。軽くて持ちやすくしていたとも考えられているそうです。

このような状態の良い遮光器土偶の本物を1度に5体も見れて本当に感激しました。「縄文」展は11月30日まで行われています。次回に続きますがお読みいただきありがとうございました。