生駒ビルの全景です。

昨年のイケフェス大阪2023の続きで7回目です。寒さに弱く少しブログさぼってしまいました。さっそくですが前回の武田道修町ビルの次は近くにある生駒ビルに向かいます。

生駒ビルは1930年(昭和5年)に竣工された生駒時計店の店舗兼事務所です。建物はRC造の5階建て地下1階です。施工は大林組で設計は宗兵蔵氏です。茶色のモダンな建物で目立っています。

玄関ロビーです。

昨年の10月29日に朝からフェアに向かったのですが数件レトロ建物を見学しているとこの頃には正午近くになっていました。

正面入口から中に入ると内部は綺麗な空間でした。床や階段の石が輝いています。写真の階段の石はイタリア産の大理石だそうです。その奥にはカフェが併設されています。又、訪れたいですね。

地下室の展示物です。

階段から下に降りると地下室があります。下半分が煉瓦模様でお洒落ですね。古時計が似合っています。当時の懐かしい物が飾っていました。生駒時計店さんは創業は古く明治6年から営業されています。当時は輸入時計も扱い1938年には社員は53名もいたそうです。

年季のありそうな表札です。

明治の創業当初は時計でなく小間物や雑貨などを販売されていたそうです。古そうな電話のパンフレット等もありました。

丸テーブルです。

地下室に置いてある楕円形のテーブルです。此方は生駒ビルさんの昔の看板を再利用され天板として作られたテーブルです。

文字が読みづらいのですが「各国~」「金銀~」とか、看板には英語も記載され当時は最先端な時計店だったと想像します。

地下室の天窓です。

私はこのような部屋の中の端のスペースが好きです。下にはテーブルが置かれ天井からは柔らかい日差しが入ってきました。

螺旋階段です。

次に地下から階段で屋上に向かいます。
1階まで覗ける回り階段です。5階に着くと暫く下を見ていました。


時計塔です。

この生駒ビルの特徴の一つである時計塔です。現在は電波式ですが以前は英国性の分銅式で動いていたそうです。デザインはアールデコ様式です。時間は12時15分頃をさしています。

時計塔の裏のスペースです。

私は狭いスペースも好きで屋上の時計塔の裏に狭いスペースを見つけました。暫く滞在してましたが不審な人物と思われたかも知れませんね。

こちら側にも時計の文字盤があったのかを驚きです。床のタイルもお洒落ですね。

鷲の彫刻です。

建物の外観には数匹の鷲の彫刻で飾られています。当初の設計案は「ふくろう」でしたが
急遽「鷲」に変更されたとのことです。なんとなくビルを守っているようで鷲の方が合っているような気がします

建物の外壁はスクラッチタイルで一つ一つ手作業で筋目の模様をつけてられるそうです。そのため重厚感が増していますね。

点鐘式です。

屋上の時計では12時15分でしたがこの建物に入ったのは12時前でした。知らなかったのですが人たかりしていて話を聴いていると正午に点鐘式があるとのことです。

5分程して正午となり抽選で選ばれた男性の方が式の独特の鳴らし形で綺麗な音で鐘の音がを叩かれていました。この音が聴けて凄く幸運でした!その後で記事のように地下から巡っています。

これで建物巡りも終わろうと思ったのですが帰り道にもう1つ寄ってしまいました。次回に続きます。