
大阪倶楽部の全景です。
少し間が空きましたが10月26日に訪れたイケフェスフェアの続きで4回目です。夕方近くから淀屋橋駅に向かいました。そして三井住友銀行大阪市店や竹村ビル、今橋ビルヂングなど訪問しました。そして次に訪れた大阪倶楽部を今回紹介します。

大阪倶楽部の南西からです。
大阪倶楽部は1924年(大正13年)の竣工で設計は大阪ガスビルを設計された安井武雄氏です。施工は大林組です。現在の建物は二代目で初代の建物の竣工は1912年(大正元年)で設計は野口孫市氏と長谷部鋭吉氏でした。しかし1922年に焼失してしまいます。そして現在の建物が建てられました。今年は丁度竣工100周年にあたります。

正面入口とトーテムポールです。
建物の外観は南欧と東洋の混ざった重厚な外観です。トーテムポールは東洋風ですが入口付近の五連のアーチは南欧風ですね。建物の細部の彫刻も見事です。

見事な窓付近の彫刻
大阪倶楽部はRC造の4階建て地下1階となっており1912年に設立された会員制社交倶楽部です。有識者(大阪の財界人)が集まり交流やふれあいの場として現在も続いています。過去には小林一三氏や広岡正秋氏も入られていたそうです。

会館を災いから守る「邪鬼」です。
今回、昨年に続く申し込みで何とか当選し大阪倶楽部の中に初めて入ることかを出来ました。17時からの120分の「語りべシアター&スペシャルトーク」です。早速、中に入ることにします。中に入ると写真の邪鬼が出迎えてくれました。会館の守り鬼です。

4階のホールに続く階段です。
講演会のある大ホールは4階にあります。せっかくなので階段で向かうことにします。邪鬼の噴水を右方向を進み突き当たると階段がありました。赤絨毯がいいですね。それでは上がって行きます。

大ホールです。
ホールに着くと半分程席は埋まっていました。私は真ん中右端の方に座りました。天井が見事なことにすぐに気がつきました。照明器具がお洒落ですね。そしてホールは200名程収容できます。
暫くすると語りべシアターが始まりました。語りべの方が迫力のある演技で安井武雄氏を演じて生涯を語って下さり非常に勉強になりました。父親は陸軍少佐で武雄氏は当初、油絵の道に進もうされたが大学で建築を専攻されたなどの話も面白かったです。

梁と柱の接合部のハンチです。
梁には細かい意匠が施されています。東洋風でしょうか。此方のホールには木材が多く使われ音がよく響きコンサートホールとしても使われているそうです。
語りべシアターの後は倉方俊輔氏と佐野吉彦氏(安井設計事務所のCEO)と澤田充氏とのスペシャルトークでした。倉方氏がトークを引っ張る形で話が進みます。倉方氏はこの建物をロマンを感じる建物として絶賛されています。佐野氏も安井武雄氏も寄り道の多い人生だったがそれが人生の栄養になっていたと仰有ってました。

エレベーターホールです。
2時間の講演会もあっという間でした。帰りも階段で降りて行きます。階段から途中の階を覗くと赤い絨毯が敷き詰められた場所がありました。豪華ですね。
建物の外に出るとかなり遅くなってましたが満足して大阪倶楽部を後にしました。
次回は27日に訪問した内容となります。見て頂きありがとうございました。