近つ飛鳥博物館の全景です。

最近は余り外出しておらず前回同様に過去に訪問した場所の内容となります。今月辺りからは何か活動したいですね。

今回は今年2月に訪問した大阪府の南河内にある近つ飛鳥博物館の周辺散策の内容です。
近つ飛鳥博物館は1994年に竣工された建物で今年で30周年になります。設計は安藤忠雄氏で春頃にこの博物館で記念講演会もあったそうです。

博物館の外周通路です。

博物館の屋上は全て階段状になっていて、その端から玄関の正面に繋がっている通路です。高いコンクリートの壁は迫力がありますね。

正面玄関前の公園の一部です。

川のせせらぎと木と青空と心が落ち着きますね。この博物館の周囲は「風土紀の丘」と呼ばれ一須賀古墳群の古墳が102基ありそのうち40基が見学可能となっています。

博物館の内部です。

地下から天井までの吹き抜け部分です。下に見える塔は太子町にある鹿谷寺(ろくたんじ)と呼ばれる日本では珍しい石窟寺院であった寺の13重の塔です。復元塔ですが立派ですね。

近つ飛鳥博物館の建築模型です。

建物の形は前方後円墳をイメージして作られているそうです。階段部分は広場となっていて周囲の自然が見れるようになっています。内部は複雑になっていますが建物は周囲の大地と一体化されるように作られています。凄く考えられた建物ですね。

近つ飛鳥博物館のスケッチです。

上は博物館の周囲が桜や梅の木で将来は飾られるようにと描かれています。下は遠方からの眺めで博物館の横には池も広がっています。今は植えられた梅や桜は育ちこのスケッチの様な景色が広がっています。

一須賀古墳群のB9号墳です。

横穴式石室ですが6世紀末に作られています。石室周りの壁が余り加工されていない石の積み上げに対して石棺が精巧に作られているのは少し不思議ですね。加工されたものがこの場所まで運ばれたのでしょうか。

竜山石で作られた石棺です。

復元されたものですが大きな石棺ですね。この地域のかなり身分の高い人物のお墓だと思われます。

梅の木です。

2月なので梅の花が咲いていました。此方は正面入口の前に咲いていた梅です。幹が真っ直ぐでないのがいいですね。

梅の花です。

此方は紅白の梅の花です。咲き始めでしょうか。それでも綺麗でした。

10月6日から「発掘された日本列島展2024」が始まるそうです。又、この秋にもこの博物館に訪れたいですね。