以前のブログで触れましたが、
私は閉所恐怖症です
病院で診断を受けたわけではありませんが、どう考えても閉所恐怖症です
初めて気付いたのは、十数年前に脳脊髄腫瘍で脳神経外科で手術をした時の、術前のMRI検査の時でした。
それから毎年、耐えられない時のために押すスイッチをしっかり握りしめながら、なんとか耐えてきました。
2020年から、脳神経外科以外に消化器内科でも毎年MRI検査が必要となり、更にMRI検査が苦手になりました。
なぜかと言うと、消化器内科のMRI検査では、指示されるタイミングで15秒ほど息を止めなくてはならないのです。
その息を止めるのを5回くらい?もっとかも?あれ?わからん
ヤバイ…検査中は必死さのあまり記憶がない
だいたい、これから始まると思うだけで心拍数が上がり、MRIの中に入ったら更に心拍数が上がるのに息を止めるって😱
前回の検査の時の人は、苦手だと申告してスイッチを持たせてもらっているので、とても優しく呼吸法を教えてくれて、
検査の前に
“できるだけ同じ間隔で呼吸をするように心掛けて下さい”
“そうです、そうです、その感じで大丈夫ですよ〜”
検査の最中も
“とても上手にできてますよ〜”
“良い感じです、もう少しで終わるので頑張りましょう”
などと声かけをしてくれたのですが、今回は最初から流れ作業的な感じで、固定するのに胴回りを締め付けるのも、前回には感じなかった痛いくらいの締め付けで
少し腰の位置が変だな…と思い、調整しようものなら
動かないで!
と言われ
まだMRIの中に入る前なのにね
深呼吸する間も無く、MRIの中に入ってしまいました。
しかも1秒でも早く出たいのに、なぜか話し声が聞こえてなかなか始まらず←こんなことは初めて
心臓バクバクのまま検査が始まってしまいました
通常の呼吸ができていないのに、“息を止めて下さい”の指示。
しかも…
いつもより長い
息を止めていられず、途中で呼吸をしてしまう
上手くできなくて焦る→余計に心拍数が上がる
また“息を止めて下さい”の指示
心臓バクバクで、さっきよりも更に息を止められず
負のループ
3度目の“息を止めて下さい”の指示
もう息を止めるどころではなく、しかも頭が割れそうなくらいの激痛が襲ってきてスイッチON
とうとうMRI検査を中断してしまいました
MRI検査が必要だから検査をしているのに、検査が出来なかった事に落ち込みました
その後、主治医の診察がありました。
(私)
先生、耐えられなくてやめてしまった
(先生)
日を改めてCT検査にしてみようか?
今のところ、そこまで心配するような大きさではないからね
(私)
検査の時に、息を吐いてから止めてって言われるけど、心拍数上がってるから途中で耐えられなくなっちゃって…
息を止めてたらいいってこと?
それやったら、吸ったまま止めてもいいってこと?
まだ吸ったままの方が息を止めやすいねんけど
(先生)
どっちでもいいよ!
だいたい、おじいちゃん・おばあちゃんは指示出してもちゃんと出来ないしね(笑)
言われてみればその通り(笑)
出来てる人もいるだろうけど
中断してしまって落ち込んだけど、先生が明るく言ってくれたおかげで気持ちが楽になり、今後イメージトレーニングをして、またMRI検査に挑戦してみようと思いました
今回検査してくれた人…
閉所恐怖症だって申告してるんだから、先生のようにもう少し柔軟に対応してほしいな
上手に誘導してくれる人もいるだけにね
エレベーターとかは平気なんだけど、最近 長いトンネルになると気持ちが落ち着かないことに気づいた
どうやら
“狭い”に“暗い”が加わるとヤバいみたいだ
今の私の願いは、病院がこれを導入してくれること
オープンMRI
画像お借りしました
こらならなんとかいけそうな予感
早く導入してくれ〜〜〜🙏