短期入院で私が県立病院に入院して次の日。
いよいよポッドの埋め込み手術です。
時間は午後1時30分。
何といっても病院嫌いですから、いくら簡単な手術とはいえ
手術なんてめちゃくちゃ怖い~~!!。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
朝食を食べ終わると、ギョーザ先生が回診に来ました。
「今日はこの後また会うけど、よろしくね(=⌒▽⌒=)」
「あ…ハイ…f^_^;」
バカな私はなぜか「この後会う?何で?」とか思ってました(笑)
会うにきまってますよねー。
主治医ってことは、手術をするのはギョーザ先生なんだからw
(ついでにムンテラ(入院してすぐの説明)で一緒にいた研修医さんもネ)
まぁ、すぐに気付いたけど(^^ゞ
そして昼食を食べてちょっとすると、すぐに1時半が近づき…
はあぁぁぁ…どうしよ~!怖いよ~!(T_T)
そして看護師さんに連れられ歩いて手術室へ。
さて、着いた!と、思ったら看護師さんなぜか暫く立ってる…。
そしたら「ちょっと待ってて」とか言ってきました。
中では何人かの患者がベッドの上で手術を受けてます…((>д<))
さて…なぜ看護師さんは待てと…?
看護師さん、戻ってきました。
「ごめんね!ここじゃなかった(;^_^A」
何ィィィ!!?Σ(=°ω°=;ノ)ノ
ココじゃないだと!?
ばっきゃろーい!
ただでさえ怖いのに、怖いもの見せられて更に怖さが倍増したじゃないかーっ(><;)
そして違う手術室へ。
今度こそ私の入る手術室です。
ド近眼の私は度がめちゃくちゃ強いメガネをかけているので入る前にメガネを取りました。
中では女医さん二人が待ってましたが、
顔はマスクしてるし、頭には帽子被ってるし、体には手術着着てるし、
そのうえ私はメガネを外してるので誰だかわからんw
でも一人は声でギョーザ先生なのがわかりました。
もちろんもう一人は研修医の女医さん。
ギョーザ先生が「ココ(ベッド)に横になって」と言いました。
いよいよだー、と思うともう怖くて怖くて、すぐ感情が顔に出る私は、
見るだけでめちゃくちゃ怖がってるのがわかったでしょう。
しかも声には出しませんでしたが、
つい「どうしよう!怖いよー!」と、口を動かしてしまいました。
ギョーザ先生気付いたようで、
「(麻酔の針を)刺す時には「刺すよ~」ってちゃんと言うからね」と言ってくれました。
ところで部分麻酔の手術の時って音楽かけるんですね~。
この時初めて知りました。
ギョーザ先生に「まりものかよさんがよく聴く曲は何?」と聞かれたんです。
アニメ好きな私は当然一番好きな声優、林原めぐみ(笑)
しかもあの時期は、「チャングムの誓い」がきっかけで
韓国時代劇をよく見てたため、韓国ドラマOSTをよく聴いてました(笑)
「…絶対ないよなー(^_^;)」
と思ったけど、こちらを一応答えました。
「ん~…私の場合マニアックになっちゃうからなぁ…
林原めぐみをよく聴きます」
もちろん返答は…
「林原めぐみは…ないねぇ…」
そこでギョーザ先生、その場にあったCDの歌手を全部言いましたが…、
最近の曲から90年代の曲、そして演歌までありましたが、
もしかしてギョーザ先生、最近の曲知らないのかなぁ??
「知らない」っぽい言い方だったんですよねー…。
さて、いよいよ手術です。
始める時ってドラマみたいですよねー!
主治医が時間を言い、手術を担当する先生、看護師が全員名前を言って開始。
すっごい怖かったです(泣)
部分麻酔なので状況が全部まる分かりですから…(T_T)
手術中、ずっと泣きっぱなしでした…。
1時間が長かった!!
ついヒーヒー微妙に文句を言うと、私はギョーザ先生からハッキリ物事を言われまくってました(T▽T;)
その日の夜。
夕食を終えるとギョーザ先生が研修医さんを連れて回診に来ました。
夕食のほとんどを食べ終わった食器を見たギョーザ先生は笑顔で
「どう?食欲はあるみたいだね~」なんて言ってきました。
そしてすぐに真剣な顔になり、こう言ってきました。
「まりものかよさん、
周りに病気のことを相談出来るような人っていないの?
ほら、いつも病院に来るわけにもいかないだろうし、
病院だっていつも聞くわけにはいかないし…。
この先何かそういうことがあった時困ると思うから…」
ギョーザ先生の言ったとおり、真剣に相談出来る人が周りにいない私は
「うーん……いない…ですね………」
と、答えました。
ギョーザ先生はそんな私のことを心配してきました。
一つ思ったこと。
それは、なぜギョーザ先生がそんなことを私に聞いてくるのか。
だって、私には診てくれる医者はだらだら先生とギョーザ先生しかいないけど、
ギョーザ先生は私以外にも、何人もの患者を担当しているはずです。
先生にとっては単なる一患者である私にそこまで心配することはないんじゃないのかなぁ…?
それなのに、そんなことを心配して聞いてきてくれる。
何だかそんなギョーザ先生に、私は心からジーンと来ました(ノ_・。)
「ギョーザ先生、優しい…」
そんなわけで、
苦手な人になるかもしれないと思ったギョーザ先生が好きになる第1歩だったのでした。