自分の子供が悪い事をしたら、叱ったり罰を与えるという事は
あると思います。
それが留学生の場合だとどうなるか、、。
基本的に留学生も自分の子供と同じように扱うようにと言われは
しますが、決まり事を守らなかった場合罰を与える、または
家の用事をさせるにしても、どこまでが許容範囲なのかで
意見の交換が行われていました。
あるホストマザーは、留学生に教会内の掃除をさせているようですが
これはいいのかどうか、。
この場合、その”掃除”が具体的に何を指すのかがポイントにも
なっていました。
Hさんは、ホストファミリーの方々に、留学生はお手伝いさんでは
ないし、何か手伝わせるにしても、自分の使ってる部屋やバス
ルームの掃除、自分たちが散らかした後片付け、お皿洗い、
床掃除、食事の準備や後片付け、時には庭仕事を手伝うなどに
留めておくようにと伝えてあるんだそうです。
Lさんは、普通の10代の子が家でやるであろう家事ならオッケーで
もし何かやりたくない事があれば、代替案を提示して選択できる
ようにするのも良いとおっしゃっていました。例えばトイレ掃除
が嫌なら、代わりに毎日食洗器から食器類を出して片付けるなど、、。
Mさんは、教会で掃除を手伝うのは特に問題はないと思っている
ようですが、彼女は一度毎週歯ブラシでトイレの床掃除をさせ
られている留学生を新しいホストファミリーの所に移したことが
あるそうです。歯ブラシで床掃除って、、、
Hさんは、あるホストファミリーが、留学生達を自分たちの祖父母の
家に連れて行き、2時間ほど掃除を手伝わせていた事が2回ほど
あったと言っていました。家族の一員として手伝ってもらいたい
と思ったのかもしれませんが、ちょっとこれはやらせすぎなんじゃ
ないかなぁと。ボランティアの一環としてならまぁ有り得ないことも
ないかもしれませんが、ホストファミリーも度を超した
接し方をしてる人たちがいるようですね。この子たちの仲の良い
留学生は、別の家族の所にいるようですが、やらなきゃいけない
家事などはないようで、どうしてもその子のホストファミリーと
自分たちのホストファミリーを比べてしまうようです。
うちは、部屋の掃除と自分が使うバスルームの掃除はするように
伝えていました。バスルームは本人専用みたいになっていたので、
自分しか使わないですし、自分が使ったところの掃除くらいは
するだろうと思っていたらしなかったですね。笑
結局部屋の掃除もバスルームの掃除も、洗濯ですら私がやることに
なってしまいましたが、他のホストファミリーの方たちからは
自分がやってしまった方が簡単だって思うのは分かるけど、それじゃあ
その子は何も学ばないと言われてました。これについては当時も
書いたと思います。
自分に子供がいたら、なんだかんだ言いながらも自分がやってしまう
だろうと思ったのもあるんですけどね。
難しいですね~。