リビングのローテーブルとソファで、ぶりあらとひよこ豆のトマト煮込みを食べながら、開栓して3分の1ほど残っていたシャンパンを飲み、飲み終え、開栓して半分ほど残っているボルドーの赤ワインを飲み始めた。
 
ワインはとても好きなのだが、1人の時はたいてい、蒸留酒のソーダ割りをすこーんすこーんと飲んでしまう。
 

 

 

 

ストレス発散というか、デトックスというか、そういう意味合いが強いんだと思う。

だけども今日はちょっといつもと違う夜で、

なんだかワインがすごくおいしい。

 

どれくらいおいしいかと言うと、本日2度目のブログを書いてしまうほど。

 

 

 

 

 

このところ、宇多田ヒカルのアルバム、BADモード、ばかり聴いている。

全体的にダウナー系というのか、夜の雰囲気というか、はっきりしたものがあまりない世界というか、そんな感じで、CDを買(うひとも現代ではあまりいないのかしら)ってから数回聴いて、しばらく置いておいたのだけれど。

少し前にとある友人が、とても良いアルバムだと力説してくれて。改めて歌詞を味わいながら聴き直してみると、やはりじわじわと良くなってきた。

 

宇多田ヒカルさま、年々ほんとうに美しくなられている。椎名林檎さまもそうだけれど。ネットで劣化したとか言われている浜崎あゆみ様様も、すごく美しいと思う。美しさは表情。生き様が出てるんだよ。

 

宇多田さんのBADモード、なんというかとてもエロい。こういうエロスは、80歳になっても失われないだろうなと思わされる。例えばこんな歌詞。

 

 

 

一人で生きるより永久に傷つきたい

そう思えなきゃ楽しくないじゃん

過去から学ぶより君に近づきたい

今夜のことは誰にも言わない

 

 

 

 

 

一瞬のきらめきを全力で味わおうとする貪欲さがエロスかなと思う、いま数秒で考えただけだけど。

 

とにかく今は、ボルドーの赤ワインを全力で味わうとする!