小学1年生のフィンランド留学体験記 第五章 3月 20. 5年生のイカ君と読書 | フィンランドに1年住んでみる(在外研究)

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~子連れフィンランド滞在記~
1年間家族でフィンランドに住みました(2022年10月〜2023年10月)。
準備からフィンランド生活について思ったこと、
感じたことを書き留めていきたいと思います!

 

20. 5年生のイカ君と読書

 

 3月31日の今日で読書週間が終わる。僕の読書カードは3枚目まで進んだ。読書週間中は学校でも本を読む時間がたくさんあった。MOK(学際的な学習ユニット、1年生と5年生の合同授業)でもお兄さんと本を読んだ。その日は家から好きな本を持ってきて良かったんだけど、僕は日本語の本しか持っていなかったから、学校の本を借りた。今回はいつもペアになる背の高いお兄さんがお休みで、その友達が僕のペアになってくれた。名前を聞いたら「イカだよ。」と教えてくれた。イカ君は僕がサッカー好きなことを知っているから、サッカーの絵本を選んでくれた。僕はフィンランド語を勉強中だから、僕が声に出して読んで、イカ君があっているか隣で見てくれることになった。イカ君は僕が1ページ読むたび、「さくと、すごいね!よくできたね!」と褒めてくれた。たまに頭もなでてくれた。こんなに優しいお兄さんがペアになってくれてラッキーだな。クラスの中でイカ君と僕のペアだけがすごく盛り上がっていた。後で知ったのだけれど、3月でMOKも終わりらしい。後日、背の高いお兄さんと廊下ですれ違った時に「MOKの最後の日に休んじゃってごめんね。」と言われた。背の高いお兄さんやイカ君と知り合えて良かった。読書週間もMOKも両方楽しかったな。

 

第五章おわり。