小学3年生のフィンランド留学体験記 第六章 4月 1.フィンランド語の動物の名前テスト | フィンランドに1年住んでみる(在外研究)

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~子連れフィンランド滞在記~
1年間家族でフィンランドに住みました(2022年10月〜2023年10月)。
準備からフィンランド生活について思ったこと、
感じたことを書き留めていきたいと思います!

 

登場人物

ネヒル:4年生のクラスメイト

 

第六章 4月

 

1.フィンランド語の動物の名前テスト

 

 4月がやって来た。3月の終わりにサマータイムになって、夜8時まで明るくなった。登校時間はまだマイナスの気温だけれど、太陽の日差しが強く、雪がどんどん溶けている。4月は土日を挟んで4日間のイースター休みもあるから楽しみだ。日本の小学校の友達はみんな4年生に進級した。僕は8月まで3年生。僕が3年生になったのは2022年の4月だから、日本の友達より4カ月くらい3年生が長いな。これも日本に帰った時の話のネタになりそうだ。

 4月の最初の日はフィンランド語のテストがあった。今回は先生が8ページくらいのテスト対策プリントを作ってくれて、週末はそれを使って勉強した。テスト前に毎週恒例の週末何をしたの?の発表では僕以外の子は全員テスト勉強をしたと言っていた。中には1日中勉強した子もいた。みんな気合が入っている。僕は週末に家族旅行で湖水地方に行ったのだけれど、車の中で勉強をしていた。僕だって気合十分だ。今回の問題数はなんと110問!問題数が多くてびっくりしたけれど、全部解けたし、9割はあっている自信があるぞ。テストは2日後に返って来た。僕の点数は106.5点!よっしゃー!9割超えたぞ!しかもヒュヴァーマークが6個もついていた。間違えたのはやっぱりRとLだった。RなのにLと書いたり、LなのにRと書いてしまっている。Aが1つ多くて間違っているものもあった。満点を取るのは難しい。クラスメイトと点数を見せ合いっこしたらネヒルが109点だった。満点まであと1点だったのに、おしい!動物の後は乗り物の勉強が始まった。乗り物か…これは僕の得意分野かもしれない。