「Re-Birth of the forest 〜マリンバの森〜」楽曲紹介⑤

リサイタルまであと2日!
今日で楽曲紹介ラストになります😊

2部のラストはパーカッションアンサンブルハッチポッチクインテットの5人での演奏で締めさせて頂きます!






今日は本番の準備に追われているため、短めの紹介ですみません🙇‍♂️

以下の当日のプログラムの文章に曲への想いが込められてますので、お楽しみください😊

12、La vida guiro guiro ~人生ギロギロ~/内山光知子

 
Percussion Performance Beat JACKの内山光知子氏のこの作品は、タイトル通り
キューバの楽器「ギロ」のみで演奏されます。ハッチポッチクインテットの学校公演でも、ユーモラスなその音色が、本当にたくさんの子どもたちを笑顔にしてくれました。
楽器ひとつで人を笑顔に出来るギロと、この作品に感謝!

13、さくらのうた/福田洋介 Arr.田村拓也(2012)
心に沁みるメロディーが、桜の記憶とそれにまつわる思いを呼び起こしてくれます。
福田洋介氏もこの曲の作曲中に東日本大震災を経験し、音楽という人に鋭気を養う行為そのものの意味を改めて考えたそうです。翌年2012年の吹奏楽コンクールの課題曲にもなり沢山の人々に愛され続けているこの曲を、今回はハッチポッチクインテッドメンバーの田村拓也氏のアレンジでお届けします。



 

14、Marimba Spritual /三木稔(1984)
1980年代のアジア・アフリカの悲惨な飢餓への哀悼と怒りを込めて、犠牲者への「魂鎮め」「魂振り」を願い作られた曲です。
生き生きとした神の化身として登場するマリンバのトレモロを抑制した奏法、自然に高揚する秩父屋台囃子のリズム、和楽器を多く使って作曲されていた三木氏ならではの表現が込められているスケールの大きな曲です。
コンサートの最後に、和太鼓も加わる打楽器アンサンブルによる迫力のサウンドをお楽しみください。