お元気ですか?
真璃子です。
今日は、家にあった父がもっていたレコードの思い出です。
ステレオの棚にLPがあって、ガラスの扉だったな。。。。
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「歌と私」Vol.4
〜父のLPレコード〜
「歌と私」をテーマに書き始めて、
子供の頃の記憶には、こんなにも音楽があふれていたとびっくりします。
歌への思いを綴っているけど「音楽」の凄さに驚いている。
あれは・・・たしか、、、まだ中学生になる前、、、小学5~6年生のある日の事でした。
いつものようにステレオのガラスの扉のマグネットをカッチンと押して開くと、LP盤が目についた。手に取ってジャケットを見るとモノクロの写真に「氷の世界」の文字だけが冷たい水色。そう、井上陽水さんのアルバム。
父のレコードだ。
傷を付けないように…
そっと…レコードに針を落としてみた。
「帰れない二人」
何度も聴いた。
この曲だけ飛んだらどうしょう?と思いながらも、もう一度、針を落として、何度も、何度も聴いた。
恋愛も知らないのに、子供心にも切なくて、言葉にならない不思議な気持ちが生まれた。
「もう星は帰ろうとしてる 帰れない二人を残して」・・・不思議な気持ち。このフレーズが、このメロディーが、大好きになった。
そして「心もよう」・・・・「あなたにとって見飽きた文字が季節の中に埋もれてしまう」・・・切ない。・・・実は、私はずっと「あなたにとって見慣れた文字が…」だと思っていて…最近になって聴き直していて、あれ?と、気がつき「見飽きた…」だったと知りました。
もっと、辛い歌詞だ…。
数年が経った中学2年生の頃。
好きな男の子が出来て、暗くなるまで一緒にいた帰り道。
まだ一緒にいたいけど帰りたくないけど帰らなきゃ…自転車で二人乗り。家まで送ってもらっていた。
冬は、日も短いから夕方には日が暮れて暗くなる。一番星が見えたりしてロマンチックだ。その時、ふっと頭の中に流れて来たメロディーは、そう、
「帰れない二人」
何で、この歌詞の二人は、帰れないんだろう? と、ずっと思っていたんだけど…「帰れない」って、こんな気持ちなのかな?と、ほのかに恋心を感じた、あの日。
「もう星は帰ろーとしてる~ 帰れない~ふたりーを残して~」
お風呂の中で歌っていたっけ…
今思うとオマセな子供だったな…(笑)
今日も明日も明後日も
いい日になりますように…
感謝を込めて。
真璃子
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