浅見光彦シリーズ番外

名探偵・浅見光彦のご先祖様も名探偵だった!人気シリーズのスピンオフ登場

 

 

時代は明治。主人公の浅見元彦(モトヒコ)24歳は下宿暮らし。代言人=弁護士の試験に落ちてしまいプー状態。警察官僚で超優秀な兄に比べ肩身が狭い。

 

友人の内田紫堂(シドウ)は文士希望。「謎解きを手伝ってくれないか」と亀井から誘われ、小説のネタになりそうだと四国・高知の諸智(オチ)村へ元彦と向かう。

 

諸智村の下宿に着くと「亀井が死んだ」と男が駆け込んでくる。捜索に向かうが死体が見つからない。消えた死体?

 

白装束の怪しげな老婆と道ですれ違うと「5人目は東京から来た若い男じゃ」と呪文のように言い去っていく。意味不明過ぎて笑うしかない元彦と紫堂。

 

亀井を訪ねてきた男から『七人ミサキ』という怨霊のことを聞く。諸智村では4人が亡くなっていて次の5人目はだれか?と噂され元彦と紫堂は戸惑う。白装束の老婆はお祓いや呪いの拝み屋とわかる。

 

安徳天皇が平知盛らと諸智村へ落ちのび隠れ住んだのが平家谷で、安徳天皇陵があるいう伝説を知り興味を持つ。。

 

亀井の知り合いが急死する。毒を盛られたらしい‥

そして亀井の死体が見つかる‥

 

「これで6人目じゃ」

7人目はだれ?元彦か?

 

村の名士の男の家族と過去

下宿を営む夫婦の胡散臭さ

古書を蒐集する物知りな老人

 

元彦が須佐之男命に扮した犯人に襲われる!

 

 

浅見元彦は浅見光彦の祖父か曾祖父でしょうか。人柄が似ているように思います。明治という時代を背景に、浅見元彦が名探偵ぶりを発揮し謎を解いていきます。友人の内田紫堂もとぼけた感じでいい味出てます。

 

平家落人と安徳天皇の伝説で盛り上がります。謎めいたものを隠している村人たち。東京からのよそ者とハブられながら鋭く切り込む浅見元彦。テンポよく話が進み引き込まれます。