おでんは、地域によって姿を変える料理です。
おでんの魅力を調査・研究した結果をまとめた紀文食品広報室の一冊です。
田楽豆腐やこんにゃく田楽の田楽が「おでん」に進化したのではないかとのことです。煮込みおでんが生まれたのは明治時代らしく、現在のおでんが江戸時代にあったとは言えないと述べられています。意外に新しい料理ですね。
おでんには地域差があるそうです。関西ではおでんのことを関東煮と呼ぶこともあるとか。関西ではないけど、学校給食メニュー表に関東煮と書いてあり、それがおでんだったという記憶があります。
関西のおでんの特徴は、牛すじを入れることらしいです。関東にも「すじ」があり魚の筋やすり身を使ったものとか。どちらの「すじ」も知らないなあ‥
野菜やはんぺんなどを煮込んだ料理がおでんで、地域ごとに独特な変化してご当地おでんができたそうです。
具材の違いのほか、タレの違いもあるようです。からしとか味噌とか。
家庭でできるプロに近づく小ワザや、ユニークな変わり種の作り方なども載っています。なかなかに奥の深いおでんワールドでございます。

