「出張料理いい山」が提供するメニューは‥

家族と食の絆を結び直していく物語。

 

 

出張料理人の飯山さち子は料亭の一人娘だった。婿養子の夫は妊娠中のさち子を残して失踪。出産した息子も社会人となり、仕事に集中するさち子。

 

一般家庭に出向き、ホームパーティ用の家庭料理を提供したり、作り置き料理を短時間で用意したり、手際よく美味しい料理を作るさち子の評判は上々です。

 

さち子は30年ぶりくらいに、偶然、離婚した夫の姿を駅で見かけ、その後‥

 

 

話の構成や人物の性格設定や描写、うーん、好みじゃないかも(あ、言っちゃった)どうもしっくり響かなくて妙に読み辛かったです。まわりくどい表現もなくストレートでわかりやすい文章なんですけど、けどねえ、うーん。

 

たとえば、さち子が「だから奥さん、自信を持って、普通のお惣菜を作って差し上げて下さい」と出張料理の依頼者に言うと「本当にありがとうございました」と依頼者が答えますが‥上から目線で説教している風なさち子の言いかたに、なんだか違和感ありすぎて苦手かもということでございます。卑屈にならず依頼者にきっぱりもの申すスタンス、としても全体的に威張り過ぎな印象を受けてしまいました。

 

でも、読まず嫌いはダメ。好みか苦手かは読んでからにしましょう。