戦慄のサスペンス・ホラー!
"蠱毒(コドク)"という呪術がある。
同棲していた恋人が失踪し、彼の借金を返済するため退職金を使い無一文になりアパートの家賃も払えず、実家に戻った美優(ミユ)気弱な父と傲慢な母、妊娠中で不安定な妹とその胡散臭い夫の住む実家の居心地は最悪。
美優は実家近くで見知らぬ女性から道を聞かれる。女性を守るシェルターがあるという場所、そこに以前住んでいた人たちはどこへ行ったのだろうか。
父や母や妹に聞くと「今住んでるのは自称霊能者の女とその息子。関わってはダメ」と言う。「関係ないことに首を突っ込んで、厄介ごとを持ち込むな」
女性を道案内した建物の中から若い男が現れ、美優は招き入れられる。霊能者という正体不明な美魔女に、過去を言い当てられ興味を持つ美優‥不審なことが多すぎる。
母や妹に厄介者扱いされ行き場を失くした美優は、シェルター建物の若い男に誘われ中に入ると、拘束され閉じ込められてしまう。
社会派ルポライターの男は父親が霊能者の犠牲になったかもしれないと追っている。
美優は見た!霊能者の祈祷の道具『悪魔の手』は蠱毒かもしれない。中国の古い呪術で虫を閉じ込め共食いさせ最後に残った1匹を呪いの道具にするという。虫の代わりに猿、猿の代わりに人間を使い『悪魔の手』を作ったのか。
監禁され食事も与えられず、もうろうとする美優。
霊能者を追うルポライターの活躍が救いです。
意外なところに意外な黒幕がいます。
そして美優の妹の子、その子にはどんな秘密があるのか?
はらはらどきどきなサスペンス。コメディ度ゼロで、サイコが襲い迫り来ます。一気に読まないと落ち着かないです。
蠱毒って、不気味すぎて震えます。

