この館、出るのですよ。

恐ろしいものが‥‥

 

 

6話の短編集一番短い話は3ページで

『陰態の家』は最後にあります。


『陰態の家』

傀儡(クグツ)人形師の≪おれ≫は、広大なお屋敷へ土地や家に障りがあるかを鑑定に来た。

 

屋敷の主人が言います「出るのですよ、怖いものが」と。

 

首や足のない奇妙で怖いものが廊下や庭を歩き、音が聞こえる。いなくなった家政婦が「怖いものがいる」と最初に言い出した。

 

≪おれ≫には、家や庭を動くコロボックルが見えるが、他の人は見えないらしい。コロボックルは陰態のもの。首や足の欠けた縄文土器の形をした無数のコロボックル。

 

≪おれ≫は障りを祓う‥

 

 

陰態は見えないけど陽態は見えるとか、難しいというかよくわからないまま読み進んでいくと、陰体と陽体、陰極線と陽極線、魄と人形と気(マナ)‥謎な言葉が次々出てきます。

 

『踊る人形』が一番わかりやすかったです。

語り手のカヨは115歳。

夏目漱石宅で女中だった頃を回想して話します。

 

漱石のお宅にやってきたのは、シャーロック・ホームズ。「踊る人形」事件を解決するために、日本へ呼ばれて来たのでした。人形というのは浄瑠璃の人形で、人形が投げ込まれると人が亡くなる事件が続き、人形は不思議なポーズをしていた。シャーロック・ホームズが人形の謎を解きます。

 

 

独特な世界観でしょうか。文字を目で追っても、内容を理解できなくて、途方に暮れました。もうろくしちゃったよ‥

 

あとから気持ちを変えて読み直すと、そういうことだったのか、と急に閃くのかもしれませんけど、とほほ‥