江戸の芝居の華吹雪
火事と喧嘩はお江戸の華よ!
6話の短編集です。
登場人物
三代目尾上菊五郎:どうして俺ぁこんなにいい男なんだ、罪だねえ
市川團十郎:こちとら成田屋だ
鶴屋南北:しがねえ芝居っ書きでごぜえやす
大久保今助:金子が大の好物ですから
「牡丹菊喧嘩助六」
花川戸助六の役を、江戸芝居一番のイナセな男・團十郎が当たり役にしてきたが、なんと菊五郎も助六をやると言い出し揉める‥
「ためつすがめつ」
鶴屋南北の台本で團十郎の「菅原」の稽古が始まり、ライバルの菊五郎が共演する‥
「伊達競坊主当當」
芝居の興行主の大久保今助は金儲けしか頭にない、客に喜んでもらう芝居を作りたい鶴屋南北と対立して‥
「連理松四谷怪談」
夏に「忠臣蔵」をやりたい菊五郎、南北は怪談をやりたい、どうする?
「盟信が大切」
菊五郎が大宰府へ追い出されたのは今助が陥れたらしい。南北が激おこ。
「耶蘇噂菊猫」
禁教の切支丹の妖術で芝居の仕掛けをしていると奉行所にチクる今助。その裏をかいて今助にとどめを刺そうとする南北。役者も裏方も南北に味方して立ち向かう!
あたぼうよ、ようがす、てえしたもんだ、話ならさっさとしやがれこちとら寝てえんだetc.
粋な江戸っ子言葉が飛び交い、ぼやっとしてちゃいけねえなあと影響されます。
歌舞伎の知識ゼロなのに無謀過ぎたかも。歌舞伎用語を知らないし、しきたりとかルールもマナーの知識もなくて迷子状態のまま読み終わりました。
歌舞伎の演目や役者、基本がわかっていたら気軽に楽しめたかもしれません。でも、歌舞伎という独特な世界の舞台裏を垣間見ることができて良かったです。

