歯科医の大澤正樹は商店街の歯科医院を亡くなった父から継いでいるが、インプラントや審美専門など時代の波に乗れず生き残っていけるか危ぶんでいる。

息子の翔太を医者にしよう、歯学部ではなく医学部に入れよう。そう願う正樹と妻の節子、気迫が実り翔太は中高一貫校に合格したが、中学二年生の夏休みが終わったころ、翔太は

もう学校に行きたくない

引きこもりスタート。

 

正樹も節子も学校に出向き、いじめはないか等話し合ったり。行政の相談窓口やカウンセラーを訪れ「親の過剰な期待と会話のなさ」を指摘されたり。原因をさがし良かれとあれこれ手を尽くすものの解決にはならないまま、引きこもり続け二十歳となった正樹は、ついに親に暴力をふるうようになる。

 

良かれと思ってしたことでも裏目に出てしまう。どうしたらいいんだろう、当事者はみんな悩みに悩むけど、解決策が見つからないいらだち。

引きこもりガチャ、と言ってしまえばそれまでなんだけど‥

 

ところが、思わぬ方向から状況が変わっていきます。超幸運期が到来したかのように順調に上昇していく。今までの何してもうまくいかない低迷期とは正反対に、どんどん良くなっていく。また別問題も浮上してきて、大きな不幸が覆い被さると、それまでの不幸が霞んでしまうパターンともいえそうです。

引きこもり解決の参考になるかというと、ケースバイケースでしょうか。