古きをたずねるシリーズ第二弾兼ゆるスピ活乙女のトキメキ

高野山(こうやさん)和歌山県

816年開創。

 

 

はじめて行く高野山です。

方向音痴ということもあり、地図を見ても様子がつかみきれない

結局、日帰りバスツアーを利用しました。

 

 

奥の院メインでの観光。

 

 

墓地の中を歩くなんて

肝試しか?

なんて不遜な心映えだったりしたのですが

どっこいどっこい

お墓というより、遺跡めぐりしているような

すっきり心地よいエリアでした。

 

 

例年なら積雪の季節のはずが

今年は雪が積もっていないとのこと。

観光するには、雪がないほうが歩きやすくて助かりますが

どうなんですかね、地球環境的には。

 

 

苔むした五輪塔が、すごくいい感じの風情を醸しだしています。

すくすくっと空高く伸びる真っすぐな木々と

静謐な空気、凛とした雰囲気

浄化されるような良い感じ。

 

 

御廟橋。

ここから先は撮影禁止エリアです。

一礼して橋を渡ると

空気の種類が違うのではないかと思うくらいの

澄みきった冴え冴え感に驚き。

 

燈籠堂から弘法大師御廟に向かいました。

引戸を開けて地下へ下りると

 

おぉぉ!

 

長いろうそく2本の間に

弘法大師(空海)の御影。

お賽銭箱の手前に

ビッグサイズ(1mくらい)の五鈷杵(?)と念珠が置かれ

さするとご縁をいただけるとのことで

めいっぱいさすさすしたのでした。

 

天井いっぱいの燈籠が幻想的で

地下でありながら、なんという清々しさでしょう。

 

あれあれれっーと猛烈足早に

さくさく見学が終わってしまいました。

もの足りなさまんまん。

 

復路バス駐車場へ向かう道すがらに

ジャニーさんの墓碑もありました。

新しいお墓の並ぶエリアらしく

なんとなく場所全体に

重い気配が残っているようでもあり

そそくさと伏し目がちに通り過ぎました。

 

高野山?

お墓巡り?

真言宗ではないし

ためらう気持ちも大いにありましたが

来て、見て、大正解。

宗派問わずの懐の深さ。

澄みきった空気を存分にいただくことができました。

 

短時間ツアーで慌ただしかったのですが

この次、チャンスがあれば個人で来て

みろく石、汗かき地蔵や姿見の井戸、御廟を

じっくり心ゆくまで見学したいと願うのでした。