昨日から「グレートリセット」を読んでいる。
サブタイトルは、
〜ダボス会議で語られるアフターコロナの世界〜
帯には
もう元には戻らない
持続可能な変化の予想図
と書かれている。
2020年末、ドイツ人のクラウ・シュワブ氏とフランス人のティエリ・マルレにの二人によって執筆された書籍である。
その後、７カ国語で出版されて
最近何かで知ってAmazon購入。
心理学者によると、このパンデミックにより、人の最良の面と最悪の面の両方を引き出すという。
この文章を読みながら、自分もよきに偏ったり、悪きに傾いたりしていると思える。
結局、それ以前とあまり変わっていないのかもと思ったりもする。
ということは、もっと大きく危機感を持ったり、大変な目に遭わないとよき本性が自分の中でも
想像以上に大勢の方々が亡くなっていることを現実として捉えられていないのかもしれない。
目に見えていないからだろうか。
イタリアもかなりの感染者が出ていて、
著名なオペラ歌手が近所の住人のために、自宅のパルコニーから歌を披露したり、
また、医療従事者に敬意を表し、人々が毎晩声を合わせて歌ったという、
イタリアの良い例が挙げられている。
自分の才能や努力で培ってきたことで他者に思いやりと愛をもって奉仕する。
私は何が出来るだろうか
このコロナ禍で、思いもよらなかった経緯で、一人ひとりが抱えていた心の問題と向き合わざるを得なくなるだろう。
危機感やロックダウン（日本は蔓延措置という制限）がなければじっくり考えることもなかった根源的な疑問を胸に手を当て、自分に問うようになるかもしれない。
そうなると、心の在りようがリセットされる。
日本の中にいると見えてこないことが山ほどある。
メディアなどから隠されている。
我々は意外と
喉元すぎれば熱さ忘れる
で、他国よりも呑気にしているのかもしれない。
けれど昨年あたりから少しずつメディアも暴露して来ているように思う。
長引けば長引くほど精神的に疲れてくる。
元には戻らないかもしれないが、
いつになったら‥‥‥
共通の想いだろう。
元に戻らないという話は前から聞いている。
これからのことを考えねばらならない、
本氣で。
昨年夏にコズミックダンスのJUJUさん考案のグレートリセットワークショップに参加した。
その後、他の方にもシェアしても良いと許可をいただき、お茶会の場で何度かワークショップを開催している。
※グレートリセットワークショップは随時募集中！
その時、私は直観というかひらめき
で８月という数字がでてきた。
あれから７か月が経とうとしている。
時の速さに驚くばかりである
８月にリスタートが出来るのか
この本の第２章のミクロリセットのところでは、
増える可能性がある行動と減る可能性のある行動というページがある。
自宅で過ごす時間が長くなると何が起こるか？
当たり前になりつつある、テレワークを始め、
内食、エンターテイメント、デジタル関係、旅行と大まかに分類されている。
例えば、テレワークを強化するならば環境を整えたり、設備も必要だろう。
私も新しいパソコンが欲しいところだ。
リモートが増えれば何も都心にいる必要もない。
働き方も変わるし、住む場所も変わる。
私は生まれたこの地にいるが、
自然と共存はしていきたいと思う。
ここにいても出来ることはあるだろうから。
この本の最後の７行
私たちはいま、岐路に立っている。
一方の道の果てには、より良い世界がある。
より寛容で、より公平で、母なる自然に対してより畏敬の念を抱くような世界だ。
もう一方の道は、ついこの前やっとの思いで脱出してきた世界に逆戻りする道だ。
それだけではない。
その先にあるのは、前よりももっともっとひどい、不快な驚きが次から次に襲ってくるような世界だ。
だからこそ、我々は正しい道を選択しなければならない。
迫り来る難関の数々は、これまで誰もが想像しなかったような重大な結果をもたらすかもしれない。
しかし、同時に我々は世界をもう一度リセットする力を、これまで考えもしなかった規模で結集することもできるのだ。
SDGs 2030年の持続可能な開発目標というのがあるが、2030年とは言わず、一年でも2年でも一人ひとりの意識を持って加速させたいものだ。
私はそんな氣持ちでいる
自然栽培で、育てた食物を拡げていくことが身体にとって、これから生まれてくる子どもたちの未来、
社会にとって、地球にとって大切なことに繋がる。
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