何年振りだろうか

Sさんから久しぶりに連絡があった。
以前のように明るくて大きな声はない

カラオケでもマイクが要らないほどのデカい声の持ち主

あの頃は腹から声が出ていた

会えなかった数年間、苦労をされたようだ。
私に会いたいと言う。
Sさんの奥さんは、それ以上に苦労されたことは聞かなくてもわかる。
たいていの男は皆、女に苦労をかける

そういう男を引き寄せる、女も懲りない場合が多い

私もその一人だった。
でも、もうそれも手放した

これからの人生に必要ないから。
そこをもう学ばなくてもよいから。
この文章を書いて保存をし、作業を一旦やめた。
帰宅すると元彼から荷物が届いていた。
暑中見舞いの絵葉書と一冊の本だった。
元彼と呼ぶにはライト過ぎる相手。
元彼とSさんは友人関係にあった。
まだ、何人か彼の知人から時々連絡がある。
何故

放っておいてほしいのに

宇宙に試されているのか

それでも、私は揺るがない

何があろうとも

自分は自分で守る


