昼間、携帯が鳴った。
知らない番号だ。
誰だろう?
『おお~、元気かぁ?』
懐かしい声だった。
私を裏切った男の先輩だった。
どうやら、奴は先輩に私との仲を取り持ってくれるよう頼んだ様子だ。
もう時間が経ち過ぎている。
そこへ戻るには昔過ぎる。
よくも悪くも、もう思い出なのだ。
別々の人生を歩いている。
過去を想うエネルギーがあるならは、未来に向かうエネルギーにしたい。
若くはないのだから、効率よく行きたいものだ。
けれども、奴の幸せを願う。
先輩は、来週から抗がん剤の治療が始まると言った。
良くなって欲しい。
諦めないで!
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