2018.7.22 【紅の会 浴衣会】本番でした① | 徒然まり草〜元タカラジェンヌ日本舞踊家の物語〜

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宝塚歌劇団出身の日本舞踊家、花柳まり草の日記です

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さて、七月の大イベント・・・!

師匠である花柳眞理子先生が主宰される【浴衣会】の本番でした。

 

(私は長唄「賤の小田巻」を踊らせて頂きました。

 これはお稽古場にて撮影。)

 

(終演後に集合写真)

 

「浴衣会」って何をするんですか?

という質問をよく伺います。

確かに、浴衣を着る会なのかと思いますよね・・・。

 

簡単に申しますと、

夏の時期に開催されるおさらい会(門弟の発表会)です。

お衣裳は浴衣(もしくは夏の着物)、

顔も白塗りはせずに普段のご自分のお顔ですので

ホールなどで行う会と違う、簡易な会だと思って下さい。

客席も近く、臨場感が楽しめます。

 

師匠も門下一同も、お稽古に大変熱が入ってました。

 

 

師匠の浴衣会では、門弟で裏方も担当致します。

私は「狂言方」(舞台監督、拍子木を打ったりします)や

「後見」(演者のバックアップ。小道具を渡したり、舞台に立つ準備を手伝ったりします)をさせて頂きました。

 

(沢山の小道具を使います!)

 

自分の稽古だけでなく、人様のお稽古に立ち会うのは

大変勉強になります。

が、人様のお手伝いは自分が踊ることよりも緊張します。

 

気持ちよく舞台に立って頂くために、

「目配り、気配り、心配り」

という言葉を大事に裏方をさせていただいております。

 

自分が舞台に立つ時も

もちろん沢山の裏方の先生方にお世話になります。

感謝の気持ちをいつも忘れずにいたいですし、

ちょっと生意気かもしれませんが

舞台上で最高のパフォーマンスをすることが

御恩返しに繋がると信じて踊らせていただいております。

 

最後まで読んで下さりありがとうございました。

 

まり草

(舞台上の写真は他の記事でアップさせて頂きますね)

 

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