ダニール トリフォノフのリサイタルへ | 熊谷麻里のひとりごと

熊谷麻里のひとりごと

思ったことなど、気まぐれに。
勝手な日記帳 続編。
(気が向いたときに趣味で書いてるだけです)

先週、トリフォノフのリサイタルがあることをメールで知った。




来日してるのを知らなかった…

そして席もけっこう余っていたので、

チケットゲットして

急遽行くことに。


宣伝が足りないのでは?



サントリーホール。







演目がとても良かったのも行った理由。



ラモーの組曲は、生徒が弾いていて

大好きな曲だし

モーツァルトのソナタ12番は、

中学生がコンペ課題曲で今弾いている。

1楽章は、そこをそういう音で弾くのかー!と信じられないくらい美しく歌ってた。

2楽章は私の大好きな曲。好きすぎ…声出して歌いたくなるほど。

3楽章は、すごい速さだった。どんなに速くても、もちろん一切乱れない。


そして人気曲のメンデルスゾーンの厳バリ(厳格なる変奏曲)


ここまで前半で1時間半近くかかった。



後半はベートーヴェンのソナタ「ハンマークラヴィーア」

50分の大曲。


これだけでもかなりの長さだったけど、

アンコールもたっぷり。


とにかく表現力がすごかった。

テクニックはもちろんだけど。

音の幅がすごくて、勉強になった。



ピアノはファツィオリ。




テレビ撮影していて、NHKでそのうちやるらしいので、

もう一度聞きたい。

生音には勝てないとは思うけど。



後半のベートーヴェンの長い長いソナタを

弾き終わった時、舞台でふらついてた。

どれだけの集中力で、弾いていたのだろうか。

全ての音に魂がこもっていた。









とにかくすごい演奏会だった。

行って良かった。

メールもらえて良かった。



そして、ラモーを弾いてる音大の生徒にも声をかけたので、生徒も来ていた。


終わりは遅かったけど、

お腹が空いたので、

2人で閉店間近のお店に飛び込み、

一緒にご飯食べながらトリフォノフの演奏のことやら、

いろんな話で盛り上がった。


一緒にお酒が飲めるって幸せ。








ピアノもビールも大満足!