ロドス島での市民講座作品展 | スケッチブックと旅をして

スケッチブックと旅をして

シンガポール、フィンランド、ドイツ、スペインのマヨルカ島などに住み、現在ギリシャのロドス島に住んでいます。スケッチブック、色鉛筆、水彩絵の具を持って、日々目に留まったものや旅先で心に残った風景を書き留めています。

今年の2月から、ロドス島の市民講座の絵画クラスに通っている。


ロドス島に引っ越し、スケッチグループを結成したいとfacebookで呼びかけた時に連絡をくれたドイツ人。彼女は、ギリシャの美大を出て、今はロドスの市民講座で子どもから大人まで100人以上の生徒に絵を教えている。


「すでに自分で絵を描ける人たちがくるワークショップのクラスが市民講座にあるの。コーヒーでも買ってきて、教室で飲みながら、好きな絵をそのクラスで描いていたら?私はアドバイスはするけど、技術的なことは教えないから、気軽に来て。」と、彼女が誘ってくれ、私もワークショップのクラスに通い始めたのだ。


昔懐かしい、学校の美術室と同じ匂いがする教室。



飲み物を持ち込んで、のんびりマイペースで描く。他には6人くらい生徒がいるが、水彩画を描くのは、私ともう1人だけ、あとはみんなアクリル絵の具だ。わりとまじめに、みんなおしゃべりもしないで描くので、自ずと私もまじめになる。



今週から、彼女の生徒さんの作品100展以上を集めて、ロドス市の現代美術館で作品展を開催している。昨日はその設営のお手伝いに行ってきた。





カラフルな子どもたちの作品。



大人の人物画のコーナー。



私の作品は、風景画コーナーに。



自分の作品だけでなく、人の作品を展示するにも、みんなこだわりがあって、考えが違う場合もあり…時に意見を衝突させながらも、朝から午後1時半までかけて展示をした。


そんな展示会準備をしながら、私の心はすでに2ヶ月後の日本での個展へと飛んでいる。まずいなぁ、作品をもっと描かなくては!


市民講座の作品展は土曜日まで。作品展示の際、ゆっくり見られなかった作品を見に行こうと思う。