子どもの学校のイースター休暇中、ベルギー、フランスへの旅に出かけていた。
ギリシャ正教のイースターは今年は5月5日、その前後1週間ずつ、計2週間も休みになるのだ。ショコラティエになるのが夢、という7歳児のため、ベルギーに行こうということに。
子どもの頃は海外旅行など行ったこともなく、国内旅行でも都心から片道2時間くらいで行かれる静岡は伊豆、山梨の山中湖付近くらいしか行ったことのなかった私からすると、休暇中ヨーロッパをのんびりと旅行なんて、なんとなんと贅沢なのだろう。
しかし。我が家の場合、旅と言ってもキャンピングカーで、昨年のイースター休暇にドイツに置き去りにしていたキャンピングカーでベルギー、フランスへ。ということは、家事ももれなくついてくるのだ。
ベルギーに着いた途端に花粉症のような症状が止まらず、家事もついてくるし、観光もしたいし、旅日記も描きたいし…毎日さまざまなジレンマと闘いながら、時には睡眠時間を削り、時には移動中の車中で細かい絵を描いて車酔いし、時には観光案内でもらってきた地図類をペタペタ貼るだけになりながら、少しずつ絵日記を進めていた。
とはいえ、ロドス島にもどってきてから仕上げているページもたくさん。
まずはベルギー旅行の仕上がったページから…(まだ仕上げていないページもたくさんあるのだ)
ロドスからベルギーのブリュッセルへは3時間半の旅。ヨーロッパ内の移動にしてはなかなかの距離。
着いた翌日はアントワープのチョコレートミュージアムへ。
首都ブリュッセルへは、アントワープ観光の翌日。時間がなくて、地図やタンタンショップの袋を切り貼りし、感想を書いたシールを貼り付けただけ。でも、長い旅行となると、小さなことは忘れてしまうので、とにかく貼り付けていくのがカギ、だと思っている。
そして、憧れていたブルージュへ。
まだまだ描いていないページがたくさん。そしてロドスも美しい季節を迎えており、描きたい景色がたくさんあるのだ。
しばらくは家にこもって、絵を描いていたいと思う。なぜなら…1ヶ月後には一時帰国が待っていて、これまた忙しくなる予定だからだ。