2022年6月6日
例えば、すっごくやなことがある。
嫌な仕事、辞めたい会社、逃げたしたい環境、人間関係。。
終わりが見えなくてそれがいつまでも続くってなると、
もう頭の中は
「嫌だ嫌だ嫌だ嫌だー!!!」
だよね。
「嫌だ嫌だ」の意識でいたら、嫌なことしか目に入らない。
そんな時に活躍する魔法のマインドトリックがある。
「あと1週間だけやってみよう」
「あと1週間やってホント嫌だったら辞めるんだ」
架空の期間限定を自分だけにセットしてあげる。
そうすると、ちょっと楽になるでしょ。
ホッとすることで周波数が変わり、
周波数が変わることで現実が変わってくるってわけ。
これはHAPPYちゃんが何度も伝えてくれていること。
そして最近空龍のルミさんも言っていた。
私これ気づいたらやってたことがあって、効果を実感しているところ。
始まりは、夫が4月から中東に単身赴任になったこと。
その頃から、日本に帰りたくて帰りたくて、子供二人連れて帰国することばかり考えていた。
とにかく気分は暗くて、やる気なくて、面白くなくて、
「こんなとこもう嫌だー!!!!」
しか考えてなかったよ。
子供たちは楽しそうだよ。特に長女は友達と遊ぶことに夢中。
でも私の頭の中のシャッターがどんどん降りてていく感じで
自分がどんどん無気力になっていくのがわかるの。
カフェ行きたい→ないし。山道の高速運転してまでカフェ行きたくないよ。
ガーデニング大好き→うちの社宅は地植え禁止。庭があるのに掘れない虚しさよ。。
ブーケ作りたい→どこに花売ってんだ。また山道の高速運転かよ。
モールぶらぶら歩きたい→そんなのどこにあんだよ!
ミュージアム?ない!ヘアサロン?ない!マッサージ?ない!ネイル?ない!
ま、あるっちゃあるけど、遠いし誰が子供見てるんだって話。
もう嫌ね。明らかに「ないない病」にかかってましたわ、私。
だからね、一刻も早く日本に帰って自分らしい生活したいと思ってたのよ。
子供は学校行って、下の子は幼稚園行って、私は仕事する!
それを阻止する夫も遠い異国に行っちゃったわけだから今がチャンス!
それ考えたらもうワクワクしちゃって、家の中の片付けがさっさと進んだよね。
で、子供と私の冬物の衣類と靴をダンボール3箱に詰めて実家に送ったわけ。
これだけあれば、帰国後わざわざ買わなくても良いよねー見たいな。
それが2週間前くらいかな。
変わったのはその頃から。
もう荷物送ったし、近所の人にも「日本行く」って言ったし、
あとは車が売れるのを待つばかり。
いつでも出発できるように、ネットでオーダーするのも気をつけ始めた。
発送に時間かかるものだったら待ってられないし。
って状態になった時、
何かが変わりだしたんだよね。
まず、山道の運転が怖くてすごく嫌だったんだけど、
「この広大な大自然とももうお別れか」
って思うといつも以上に感動しちゃうんだよね。
この大自然綺麗だなーすごいなーってしみじみ感じる。
そしてガーデニングができないことをずっと嘆いていた私。
「地植えダメで掘れないんだったら、レイズドベッドたくさんオーダーして育てるのもありだよね」
ってアイディアが湧いてくるのよ。
「掘れないんだったら、やりたくない!」
って頑固ジジイみたいに頑なに拒否ってたくせに、
どんな育て方だとしても、やってみれば何か学べる!上手くなれる!
ってポジティブに思えてきちゃう。なんでそう思わなかったんだろうって。
一歩も踏み入れたことのないガーデンセンターに行って見たくなったり、
実は見学できるファームがあることに気づいたり。
極め付けは、基地内の荒れ地でお花積み放題。
お花屋さん近くにないじゃん、って気分落ちてたんだけど、
近所を運転中にふと見ると、手入れされてない荒れ地にたくさん咲いている可愛い黄色の花が目に入ってきたんだよね。
「これだ!」
って思って、翌日子供たち連れて早速摘みに行った。
そのエリアにユーカリが自生してるのも以前目にしたことを覚えていたから、
黄色の野花とユーカリですごく可愛いブーケ作れちゃったんだよね!
あー本当に楽しい時間だったな。
ずっとやりたかったことをやれた感じ。
これは神様が用意してくれたお花畑だ!
くらいに思ったよ。
ここまでくると、自分の変化に気づかざるを得ない。
「この生活ともあと1週間」
あの冬物ダンボール3箱送った時から。
伝票に「引越し荷物」って書いた時から。
私の頭に期間限定がセットされたんだよ。
あんなに嫌だったのに、あれもないこれもないって思ってたのに、
「もうすぐ終わりか」
ってホッとした途端、見えてきた新しい景色。
「頭でわかっていても、いくら良い話聞いて納得しても、行動しないと何も変わらない。頭で考えてるだけじゃ人生は動いていかないんだよ。」
ルミさんが数日前の配信で言っていたこと。すごく印象的で心に残っていたけど、自分の実践があるからこそ、その言葉が身にしみて1つ理解が深まった。