他人が困っていたり苦しんでいたら何かをしてあげなければならない、と思っている人は多いと思います。

しかし、手助けをしてあげることが本人のためにならない場合もあるのです。

その人が何らかの依存症にかかっていて、治したいという気持ちがない場合。
そういう場合は手助けをすること(治してあげようとすること)はむしろ状態を悪化させることはありますが、良くなることはありません。

どんな病気でも、その本人が『治したい!』という意思がないとどうにもならないものなんですよね。

いくら高名なお医者さんにかかっても、自分が『治すぞ!』、という意思を持って、治療に積極的に関わったり、自分の病気について学び、きちんと向き合わないと、回復というのは始まりません。

ですから、あなたは「何もしてあげなくてもいいんです」!

まずはそういう問題を抱えた人たちが自分から動くまで見守りましょう。そして、その人たちからアドバイスを求められたときに、言えることを言ってあげたり、できることがあれば手伝ってあげるようにしましょう。

今私たちができることといえば、自分自身を幸せにしてあげることです。
笑顔でいることです。

問題を持った人たちが、『自分もあんな風に生き生きと輝きたい!』と思えるようなお手本になることを目指しましょう。
それが、世界をよくする近道なんですよ(^^)/