いつも読んで頂きありがとうございます。

今日はアダルト・チャイルドについて書いてみたいと思います。


みなさん、自分のことが好きですか?
自分に自信がありますか?


私は数年前まで自分に全く自信がありませんでした。
できることはたくさんあるし、正直言って仕事などもちゃんとできていたのですが、それを、できます!と大きな声で言うことができず、毎日、失敗を恐れておどおどしていました。

それに、自分のことを好きでもありませんでした。
好きなところをあげてみてください、と言われたら黙り込んでしまう感じ。


どうしてそんな風に育ってしまったのでしょうか?


それは家庭環境に問題があったんです。

アダルト・チャイルドという言葉を聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれませんが、私はまさにそれだったんですよね。
子供をちゃんと生きられなかった、無条件の愛を知らずに育ってしまった人。

親が離婚していたり、どちらかがアルコール中毒だったりするとちゃんと見てもらえずアダルト・チャイルドになりやすいのですが、一見ふつうに見える家庭でも子供がアダルト・チャイルドになる場合があります。

うちも、一見すると普通の家なのですが、実は両親が不仲で、母にすべての決定権があり、家族はその規則の中で暮らしていたんです。

そのため、私は、自分の意思や感情よりも先に、母の意思、学校の規則、社会の規律などを重んじる子供になってしまって、そのまま大人になってしまったのでした。




さて、ここで冒頭の質問に戻りますが、

みなさん、自分のことが好きですか?
自分に自信がありますか?


これに、『はい、好きです!自信あります!』と答えられる方はアダルト・チャイルドではありませんので、大丈夫です(笑)。しかし、もし返答に困るようでしたら、『アダルト・チャイルド』というキーワードでいろいろ調べてみることをオススメします。

自分がアダルト・チャイルドだったなら、その自信のなさや八方ふさがりな感じはあなたのせいではありません。あなたが育った環境のせいである可能性が高いのです。
ぜひ、思い返してみてください。


家庭というのは子供にとっては世界の全てですから、そこで学んでしまったことってずっとずっと残るんですよね。
でも、本当は何千通りもの生き方があるし、方法があるものなんです。

そして、実は、無条件の愛はあなたの心の中からどんどん沸いてきているものなんですよ!
もし親に愛されずに育っても大丈夫。
あなたはあなた自身を許してたっぷり愛してあげることができます。

まずは自分の育ってきた環境を知ることから始めてください。
そして、自分の感情に耳を傾けてみましょう。
あなたが欲しているもの、あなたが好きなものはなんなのでしょうか?
人が言っているからやるのではなく、やりたいからやる、そういう風に行動を変えていってください。

もちろん、難しかったら専門家に頼るのも一つの方法です。
実際、私は泉さんに出会わなかったら自分をここまで変えることはできませんでした。
(泉さん:http://luri.moon.bindcloud.jp/index.html

ただ、私は自分を変えたくて、その状態から必死に抜け出したくて、泉さんを探し当てたんですよね。人生を変えるには、やっぱり必死の思い、出口を見つけてやる、という固い決意が一番大事なんだと思います。


私は、今は、ありがたいことに自分のダメな部分も含めて自分が好きです。
それに、自信もだいぶついてきました。何でもどんとこい!とは言いませんが、のんびり構えていられるようになりました。


アダルト・チャイルドだということは恥ずかしいことではありません。
そういう家庭を選んで生まれてきたあなたは実は素晴らしいチャレンジャーなのです。
必ず、その状況を克服することができるはずです。
どうか、逃げずに向き合って欲しいと思います。

お互い、頑張って行きましょう!