嫌われ恐怖症? | 永井真理子オフィシャルブログ『永井真理子 HELLO!!』 powered by アメブロ

嫌われ恐怖症?

先日ネットニュースで見つけた

「嫌われ恐怖症なやつちょっと来て」
と題されたスレッドがネットで話題

という記事が何だか気になりアクセスしてみた

そこには..
「友達に嫌われるから本音が言えない」
「クラスで席を離れると悪口を言われそうでトイレにも行けない」
「皆の意見に合わせない人は嫌われて
携帯電話で ”あいつ無視しろ”というメールが皆に送られる」

....そんな若い子達の書き込みで溢れていた

中には...
悩みを話す子に向けて
「お前は自分が可愛いからそうやって自分を
守ろうとしているだけだ」
「一回嫌われたら開き直って生きて行ける」
「暗いんだよ」
「もっと強くならないと生きて行けない」

などの言葉も投げかけられていましたが
嫌われ恐怖症の子達は
自分の性格を十分わかっているようで
「そんな自分が嫌で仕方ない」と答えたりしている
しかし現状から逃げ出せない事がほとんどのようだ

子供を持つ親として
とても切実に受け止めてしまった


「イヤなことはイヤだ」
と言えない事は確かに弱さなのだろし
回避出来なければ流されて行くしかない
気を使いすぎて自分をなくしてしまうのは
本当に悲しい事だと思う

しかし...コメントを読んでいると
決してその子達だけが特別弱くて甘い人間なのでは
ないような気がしてしまった
周りのほとんどが強い者に自然に巻き込まれていて
それを客観的に「イヤだけど、こうしないと仲間になれない」
と繊細に感じている子がコメントしている様にも映る

もしそれが本当なら
この子達の方がずっと正直で
「克服したい自分」とその関係の狭間で
戦っているのかもしれない


そう言えばこの前息子に
「納得がいかない事があったら
とことん話し合って来たらいい
誰とでも仲良くしなさいとは言わないよ
自分にとって大切な人をしっかり見極めて」

なにげにそう話したばかりだった...
じつはとても難しい事なのかもしれない
そしてもっとも重要な事なのでしょう

息子はまだ11歳
でも親が思う以上に子供の心は早く発達するもの
これから先、親には言えない子供だけの世界へ
飛び込んで行くんだ

個性を大切にして
お互い尊敬し合えるような友情関係を築いて欲しい
いつもそう願っている

お子さんがいらっしゃる方、これからお子さんを
授かりたいと願っている方...
色々な方がいらっしゃると思います
もしかしたらいつか直面するかもしれないこの問題を
皆さんはどのように受け止めますか?



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心の安らぐ場所...


うちから歩いて20秒ぐらいの所にあるこの景色は
私をいつも癒してくれる
写真ではなんて事ない森に見えるかもしれないが
この景色のずっとずーっと下は海になっていて
森の中や海の上を飛び交う様々な鳥達が
この景色からだと自分の目線より下に見える
まるで雲の上から世界を覗き込んでいる様な気分になるんだ

いい景色



その場所には誰が作ったのか
いかにも”手作り”って感じの長椅子が置いてある
その椅子に座ってこの景色を眺めるのがまた良いんだよね...

いす