時間が戻るのであれば、

間違いなく、

六本木 『三宅 輝(みやけ あきら)』で

会食した夜に戻りたい。

 

ご一緒したメンバーしかり、

頂いた贅を尽くしたおススメのコースしかり、

これ以上ない夜でした。

 

凛とした空気の流れる店内は、

入ってすぐに栗の木を使用した立派なカウンター席、

奥に6名用の個室が1つあります。

 

ほっと落ち着く和の設え。

 

錚々たる方々が名を連ねる農林水産省の

" 日本食普及の親善大使 "に任命された三宅輝氏のお料理に

歓声を上げっぱなしでした。

 

頂いたのは

全11品の『お任せコース』¥20,000 + tax。

 

ご実家が美濃焼の窯元とのことで、

お店で扱われているオリジナルの器には、

縁起のいい" とんぼ " の染付が。

 

久しぶりに背筋を伸ばして頂くお食事は、

早めにスタートし、お約束の20時まで。

 

では、

口福なお料理をご紹介させて頂きます(^^)/

 

- 美濃焼の匠 -

" わたむし 銀餡 "

一瞬にして磯の香りに包まれる、

お出汁の加減が素晴らしい熱々の

瀬戸内海産の赤ナマコのこのわたを使った茶碗蒸し。

 

 

 

 

- 椀物 -

" 蟹真薯 海老芋 白味噌仕立て "

蟹の身も入った旨みたっぷりの真薯は、ふわふわ。

きめ細かく、ねっとりした海老芋は白味噌との相性よく、

上に添えられた生七味を溶かせば、

舌を程よく刺激してくれます。

 

 

 

 

- 向付 -

"皮剥 肝醤油 "

ミネラル豊富な広島県の牡蠣養殖場に住みついた

天然の皮剥のお刺身を、肝醤油で頂く幸せは、悶絶級❤

他で頂いたことがないほど美味しかった肝醤油には、

鱧豆腐と、いりごまが隠し味なのだそう。

 

 

 

 

 

 

お酒のことを失念してました。。

 

美味しい和食と頂く美味しいお酒のラインナップ。

 

最初の乾杯は

 シャンパン " GATINOIS "のハーフボトルを

3人でシェア。

 

皮剥を食べ終わるころに

白ワイン " Cordier Pere & Fils POUILLY FUISSE "

をグラスで頂きました。

 

 

 

 

 

- 高温調理 -

" 松葉蟹 トリュフ "

最初に見せて頂いた松葉蟹を様々な食べ方で

楽しませて頂きました。

こちらは、さっと しゃぶしゃぶで。

最後まで熱々で冷めることがなかった器には、

京人参、白菜、ブロッコリーなどの野菜がたっぷり。

国産のトリュフが削られ、その上から

松葉蟹をしゃぶしゃぶして頂きます。

一気に頬張りたいところですが、本当に熱いので

ハフハフ言いながら、

ゆっくり美味しさを噛みしめる感じでした。

 

 

 

 

- 焼物 -

" 寒鰆味噌漬け焼き 丸十レモン煮 "

甘さ控えめの西京味噌で美味しく漬かった

旬の島根県の寒鰆は、柔らかく焼き上げられ、

脂がのって奥深い味わい。

丸十 = さつまいものレモン煮もほんのり甘酸っぱく、

美味しい付け合せ。

 

 

 

- Ocean -

" 塩分調整 国産キャビア 蟹味噌リゾット "

松葉蟹からたっぷり取れた蟹味噌を

甲羅の上でリゾットに仕立て、

珍しい国産(宮崎)の塩分濃度低いキャビアと共に

頂く、贅沢極まりない逸品。

 

 

 

 

 

 

 

 

続くお飲み物は、

グラスでご用意のあった、もう一つの白ワイン

" NICOLAS JOLY SAVENNIERWS LES VIEUX CLOS "を。

 

 

 

- 揚物 -

" 松葉蟹 山菜 広島藻塩 "

春を先取りした山菜、 タラの芽、行者にんにく、蕗の薹と共に

今度は天ぷらになって登場した松葉蟹。

軽やかな食感、

さくさくの衣を纏った松葉蟹は、旨みが凝縮され、絶品。

 

 

 

 

- Forest -

" 厳選したシャトーブリアンに複雑に火を入れて

蕪 こごみ 辛子ソース "

豪華食材は続きます!

山形牛の超希少部位のシャトーブリアンは、

絶妙な火入れにより、柔らかくジューシーで上品なお味。

 

最後にグラスで頂いた" Faiveley Gevrey Chambertin "の

赤ワインが良く合います。

 

 

 

 

 

- 口替り -

" 海鼠 うるい "

土佐酢とお出汁で和えられた海鼠でお口さっぱり。

 

 

 

- History -

" 130年のうなぎの蒲焼 寿米 香々"

お店に到着した時に桶の中で元気に泳いでいた

三河産の鰻は、綺麗に捌かれ、備長炭でじっくり地焼き。

130年継ぎ足してきた秘伝のタレで仕上げられた蒲焼は

艶やかな黄金色に光り輝いていました。

皮は香ばしく、脂のりの良い身は、

ふっくら焼き上がり、箸が止まらない美味しさ。

 

 

 

 

 

 

 

 

- 思い出 -

" 紅マドンナ 淡雪 いばらキッス 林檎ムース "

素晴らしかったお食事の余韻に浸りながら、

フルーツ、爽やかな林檎のムースと、黒豆茶で

大満足なコースの終了です。

 

 

 

 

 

素材の良さを存分に活かしたお料理の数々に、

久しぶりに震えました !!

 

特別なシチュエーションに

また季節を変えて訪れたいと思います。

 

 

* 三宅輝 *

東京都港区六本木 3-8-12 六本木JTビル1F

Tel: 050-5597-8901

* 完全予約制

- Open Hours -

17]30-20:00

定休日:日曜、祝日

*新型コロナウィルス感染拡大により、営業時間、

定休日は事前にお電話でご確認ください。