中野区哲学堂公園は、東洋大学の創立者である

哲学者 井上円了が明治の末につくった

「哲学のテーマパーク」。

大学のゼミの先生のご指導により、

桜の花びらがヒラヒラ舞う哲学の道を

2時間30分散策した。


平等で無差別であり、 

始まりも終わりもなく、

前も後ろもなく…(井上円了の言葉 引用)。


おそらく人間として生きる意味を

今ほど問われる時代はないのではないか。

そんな時に先生にお導きを頂き、

円了が見いだした「真理」というものを

考える時間を前にして

深い感謝の気持ちが自然と湧く

貴重な時間となった。


説明がなければ、

私には全く理解できない史跡・建造物。

哲学堂七十七場を順番に教えて頂いた。


「哲学の庭」には、

ソクラテス、アリストテレス、ガンジー、

聖徳太子、達磨、ハムラビ、etc

沢山の歴史上の名前や

その人物に纏わる話も聞いた。

なぜその人物達が並んでいたのか。

答えはきっと、「相互理解のため」。

今に限らず昔から

多様性を慮る井上円了の考え方に共感出来た。


知的な好奇心に溢れるお仲間との

嬉しい時間でもあった。



ひとりで思いにふける椅子に座ったら、

日々の暮らしの中で

少しでも思慮深くなりたいと考えた。


おかげさまでありがとうございます。

MARIKO